フュージング画「薔薇」は、最終焼成です

フュージング画「薔薇」は、最終の焼成です。花や葉の形に切って載せた薄ガラスを、ベースガラスに融着させます。

その前に、アンバーとイエローグリーンのガラスフリットを撒いて、殺風景な空間を少し華やかにします。

色ガラス載せの仕上げに、ガラスフリットを撒いています

色ガラス載せの仕上げに、ガラスフリットを撒いています

1日に1枚ずつ、時間を掛けて焼成です。

窯に入れて、焼成。

窯に入れて、焼成。

大判のフュージングなので、徐冷にもいつも以上に時間を掛けます。

1枚目、焼き上がり。クリアだった花のガラスが、鮮やかなピンクに変わりました。

1枚目、焼き上がり。クリアだった花のガラスが、鮮やかなピンクに変わりました。

無事、焼き上がりました。この後、しばらく立て掛けて放置して、耐久試験です。

フュージング画「薔薇」は、ガラスカットしています

大判のフュージング画「薔薇」は、ベース板の上にカラーの薄板を融着させる方法を採っています。絵付けは、このベース板と薄板の間に、閉じ込める形で描き込みます。

グリザイユ絵付けが終わり、その絵に合わせて、薄板ガラスをカットしています。

オリーブグリーンの薄板ガラスで、薔薇Aの葉っぱを作っています。

オリーブグリーンの薄板ガラスで、薔薇Aの葉っぱを作っています。

薔薇の花は、薔薇Aがピンク、薔薇Bがラヴェンダーです。ピンクのガラスは焼成前はほぼクリアです。焼成することによって、ピンクを呈します。

ワンちゃんのまわりにも、蔓バラが広がりつつあります。

ワンちゃんのまわりにも、蔓バラが広がりつつあります。

薔薇Bはラヴェンダーの花に、ライトグリーンの葉です。

薔薇Bはラヴェンダーの花に、ライトグリーンの葉です。

フュージング画「薔薇」絵付けしています

ガラス・フュージングと絵画の合成である「フュージング画」(私による造語)は、色を担当するガラスと、輪郭や陰影を担当するグリザイユ絵付けの合成です。

ガラスの融着を先にするか、絵付けを先にするかは、作品によって異なります。今回は、絵付けを先にして、その上をカバーする形でガラスを載せる予定です。

ですので、せっせと絵付けをしています。

まず、ワンちゃんの毛を描いています。白い犬にしては、少し濃い様に見えますが、高温でフュージングすると薄くなるんです。

ワンチャンの犬種はウェスティーだそうです。

ワンチャンの犬種はウェスティーだそうです。

上の写真の状態で一度焼成し、冷めてからさらにバラを描きくわえていきます。

薔薇のブッシュを描きくわえます

薔薇のブッシュを描きくわえます

下の写真は、バラの実の画面の焼成風景です。大きな電気窯で焼き付けます。

釜の中での焼成

釜の中での焼成

フュージング画「薔薇」制作開始

かなり大判のフュージング画「薔薇」の制作を始めました。つるバラのブッシュの中に2匹のワンちゃんがいる絵です。サイズが縦80cm×横1.5mほどありますので、フュージングは3枚構成です。一応材料がそろったので、まずワンちゃんから描こうと思っています。

描くと言っても、マスクを作って、ベースガラス上に白いパウダーを落とす作業から始めます。

ワンちゃんのマスクが出来て、ガラスパウダーを振り掛ける直前

ワンちゃんのマスクが出来て、ガラスパウダーを振り掛ける直前

ガラスと言うのは、くっきりクールになりがちなので、わんちゃんのもふもふ感を出すのが難しいです。きっと。

 

秋の展覧会向けフュージング画の制作(2)

ベースガラス上に、ガラスの粉を水で溶いたものを、少しずつ絵柄にして載せていきます。画面を覆いつくしたら、785℃で焼成します。

そして冷めたら、またガラスの粉を載せ、色を重ねていきます。

そして焼成...

何度か繰り返すと、重厚なフュージング画が出来てきます。

移りゆく紅葉のフュージング画

移りゆく紅葉のフュージング画

上の写真は、中ほどの工程です。木の幹の部分に紫のガラス粉を載せていますが、まだ焼成していないので、つや消しで写っています。

展覧会向けフュージング画の制作(原画)

フュージング画の大作を作り始めました。なかなか良いモチーフが見つからなかったのですが、最近朝のウォーキングの時見つけました。近くの北竜台公園の中に植わっている見事な紅葉です。黄緑の若葉が瑞々しく茂りだし、繊細な枝ぶりと相まって、見惚れるほどの美しさです。

この紅葉を、秋を想定して、少し上部が色づいた所の絵を、水墨画で描きました。

水墨画で、紅葉の絵を描いています

水墨画で、紅葉の絵を描いています

葉の美しさと言うよりも、面白いのは枝ぶりです。先端の小枝を、うちわの骨のように平面的に広げるところが面白いです。その先に、お馴染みの掌のような葉を、重ならないように上手に展開します。それを、作品に表現しようと思います。

フュージング画、草花歳時記シリーズ制作中

横25cm×縦40cmほどの小ぶりなフュージング画を、連作で作っています。題して草花歳時記シリーズ。季節を感じさせる草花の写生を、ガラス絵に仕立てた感じです。最初の3作は、「シンビジウム」「枝垂れ桜」「藤」です。

焼成直前の3作「シンビジウム」「枝垂れ桜」「藤」

焼成直前の3作「シンビジウム」「枝垂れ桜」「藤」

従来の水墨画風フュージング画に比べ、少しカラフルです。日本画風と言ったところでしょうか。

それぞれの絵には、愛らしい小動物もいれています。シンビジウムにはブルーの蝶、枝垂れ桜には瑠璃色の小鳥、藤にはクマバチです。

フュージング画の注文制作「プルメリアとヨット」は制作後半です

フュージング画を制作中です。とても絵画的と言うと変ですが、見ていて気持ちよくなる海の風景画を制作しています。

マスキングをして、ガラスパウダーを落としています

マスキングをして、ガラスパウダーを落としています

ロイヤルブルー、ターコイズブルー、エメラルドグリーン、グラスグリーンなど使い、海と空のグラデーションを描いています。絵具と違い、焼きあがるととてもビビッドに発色します。

ガラスパウダーと共に、少し粒度の粗いガラスフリットもかけて焼成します。

ガラスパウダーと共に、少し粒度の粗いガラスフリットもかけて焼成します。

ガラスパウダーで、9割がたの絵を描いてから、仕上げ段階で、フリットと言う粒粒が目で見えるガラス粒を画面に散りばめて、焼成します。フリットを使うと、画面が少しぼやけて柔らかさが出ます。

あともう少しで、仕上がります。

フュージング画の注文制作「プルメリアとヨット」を制作中です

大判のフュージング画「プルメリアとヨット」は、青い海と空をイメージしてデザインして欲しいというリクエストにお応えして、制作が始まりました。

描いたのは空想の景色ですが、南国のリゾートに有りそうな風景です。デザイン画では、どことなくイラストチックですが、ガラスにすると、透明感が増して、きっと綺麗だと思います。

このデザイン画は、数枚描いたうちの一枚です。

このデザイン画は、数枚描いたうちの一枚です。

横幅80cmほどのフュージング画「無鉛ステンドグラス」にするにあたり、まず、ベースガラス上に粉ガラスを置いて、着色していきます。

ベースガラス上に、白のガラス粉が部分的に載っています。プルメリアの花と、雲の部

ベースガラス上に、白のガラス粉が部分的に載っています。プルメリアの花と、雲の部分です。

何回も、粉を載せて焼成する、を繰り返すのですが、まずは白の粉ガラスから始めました。

 

フュージング画「湘南の風景」は、最終絵付け

グリザイユの絵付けは、一度焼成すると剥がすことが出来ないので、少しずつ慎重に進められます。

江ノ島の描き込みは、ほぼ陰の状態

江ノ島の描き込みは、ほぼ陰の状態

江ノ島には、旧灯台を描きました。この作品の元になるスケッチが、もう20年以上前のものなので、灯台は、周囲に階段が設けられた懐かしい旧バージョンです。と言っても、小さくて分かりづらいですが。

最後の焼成です。波も、ステンドグラスのように、比較的クッキリ入れました。

最後の焼成です。波も、ステンドグラスのように、比較的クッキリ入れました。

この焼成が、10数回目になります。これが終わると、額縁を作って完成です。