わるのり猫シリーズ・フュージング画「月夜の四重奏」完成

わるのり猫シリーズ・フュージング画「月夜の四重奏」

わるのり猫シリーズ・フュージング画「月夜の四重奏」

自主制作のわるのり猫シリーズの無鉛ステンドグラス(フュージング画)です。額のサイズは、縦47cm×横68cm×厚3cmです。月夜に猫たちが弦楽四重奏を演奏している町は、ヨーロッパに実在する有名な町です。

※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。

和風ステンドグラス「比翼の鳥」完成

和風ステンドグラス「比翼の鳥」

和風ステンドグラス「比翼の鳥」

ついに完成しました。

比翼の鳥は伝説上の鳥で、縁起の良い鳥とされています。 つがいで行動し、それぞれ、片翼・片眼しか持っていませんので、 飛ぶ時はくっつきあうそうです。夫婦円満の象徴だそうで、微笑ましいですね。

6個のヒョウタンも、無病(六瓢)息災になぞらえています。 この作品は、縁起物の、和風ステンドグラスといったところです。

使用したガラスは、ほとんどがドイツ製のアンティークガラス(宙吹き技法で作られた手作りガラス)です。

※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。

和風ステンドグラス「比翼の鳥」は、組み立て中

円形ステンドグラス「比翼の鳥」は、最終の組み立てから仕上げ段階です。

研磨し終わったガラスピースには、縁に銅テープを巻き、ハンダ付けの用意をします。

縁に銅テープを巻かれたガラスピース

縁に銅テープを巻かれたガラスピース

全ピースに銅テープを巻き終わり、いよいよ台紙の上に並べていきます。ジグソーパズルです。ワクワクしてきます。

台紙上に、ピースを並べていきます

台紙上に、ピースを並べていきます

銅テープの部分にフラックスを塗り、次に溶かしたハンダを盛っていきます。

ハンダ付け作業中

ハンダ付け作業中

表裏、両面のハンダが終わったら、周囲に補強のための鉛線(レッドケイム)を取り付けます。

最後に、洗浄と黒染めします。

中性洗剤と真鍮ブラシを使って念入りに洗浄します

中性洗剤と真鍮ブラシを使って念入りに洗浄します

防錆ワックスを塗り、額縁に入れれば完成です。

和風ステンドグラス「比翼の鳥」は、ガラスピースの研磨中

和風ステンドグラス「比翼の鳥」は、ガラスカットが終わり、切断面を滑らかにするために、研磨をしています。ルーターという砥石が回転する電動工具で、周囲をぐるりをなめるようにあてがい、研磨します。

最後のガラスカットは、背景色の「クリア」

最後のガラスカットは、背景色の「クリア」

研磨が終われば、作業は後半に入ります。

ルーターで、グレーのガラスを研磨中

ルーターで、グレーのガラスを研磨中

和風ステンドグラス「比翼の鳥」は、ガラスカット中です

和風の円形ステンドグラス「比翼の鳥」は、ガラスカットが続いています。墨画が原画の和風デザインですが、意外に色数は多いです。

ヒョウタンの濃い黄色、ティーグリーンや鳥のブルーなどが切り終わりました。

鳥のブルーのガラスです (ランバーツ社製)

鳥のブルーのガラスです
(ランバーツ社製)

今のところ、ガラス素材は、ドイツのランバーツ社とフィッシャー社製のアンティークガラスです。

切り終わったガラスピース

切り終わったガラスピース

ヒョウタンのくびれ部分のカットが難しいです。