第29回うしく現代美術展はじまる

今年も、うしく現代美術展の季節がやってきました。11月17日~12月1日の会期で、牛久市中央生涯学習センター内で開催されています。

第29回うしく現代美術展の開会式の様子(2024年11月16日)

第29回うしく現代美術展の開会式の様子(2024年11月16日)

第29回うしく現代美術展(2024年11月16日)関係者による内覧会

第29回うしく現代美術展(2024年11月16日)関係者による内覧会

第29回うしく現代美術展(2024年11月16日)懇親会

第29回うしく現代美術展(2024年11月16日)懇親会

私は今回もフュージング画1作を出品しています。黒ガラスをベースにした「満月」です。

第29回うしく現代美術展(2024年11月16日)私の出品作:フュージング画「満月」

第29回うしく現代美術展(2024年11月16日)
私の出品作:フュージング画「満月」

第29回うしく現代美術展(2024年11月16日)私の出品作:フュージング画「満月」(左)

第29回うしく現代美術展(2024年11月16日)
私の出品作:フュージング画「満月」(左)

今日11月27日AMには市内向台小学校の6年生による鑑賞会があり、大勢の小学生に説明をしました。楽しい1日でした。

小学生が去ったあとの静寂

小学生達が去ったあとの静寂

第16回 ’24日本のガラス展に行ってきました

前回(3年前)から、ガラス工芸協会(JGAA)主催の同ガラス展に出品しています。
今回の「第16回 ’24日本のガラス展」にもフュージング画1点を出品しています。今日は、会場当番に行ってきました。7月の丸善日本橋店に続き、東京での出品が続いています。それでも、茨城から代官山の会場まで出ていくのは大変です。

会期:2024年10月1日~6日
場所:代官山ヒルサイドテラスF棟

おしゃれな街、渋谷区代官山のヒルサイドテラスF棟が会場です

展覧会のポスター

展覧会のポスター

今日は小雨でムシムシします。この展覧会は3年に一度開かれ、全国的にも大きなガラスアート専門の展覧会です。一人1点で全82点が展示されています。技法も様々です。

会場は数部屋に分かれていて、ゆったり見られます

会場は数部屋に分かれていて、ゆったり見られます

他の展示室

他の展示室

私の作品は、比較的小さな展示室でした。

私の作品が展示してある部屋

私の作品が展示してある部屋

フュージング画「神域」福田勝司作

フュージング画「神域」 横45cmx縦73cmx厚5mm
福田勝司作

この作品は、昨年秋に訪れた三峯神社(秩父市)の境内をモチーフにしています。透明と白とオレンジのガラスを主に使っています。

会場当番をしていると他の作家さんやガラス愛好家の方々とお話ができて、刺激になります。自宅近くの取手市に有る東京芸大の関係者もいて、茨城ネタでも盛り上がりました。

2024年JGAA「夏のガラス展」始まる

日本ガラス工芸協会(JGAA)の選抜9名による「夏のガラス展」が丸善日本橋店で始まりました。私も悪ノリ猫シリーズのフュージング画11点を出品しています。私以外には、切子、サンドブラスト、キルンワークなどの作家が出展しています。

会場:丸善日本橋店(東京都中央区日本橋2-3-10)
会期:24年7月24日~30日

今日の日本橋も35℃を超える猛暑です。

 

真夏の日本橋丸善 入口

夏のガラス展’24のポスター

夏のガラス展’24のポスター

ギャラリー入口を飾る悪ノリ猫のフュージング画

ギャラリー入口を飾る悪ノリ猫のフュージング画

福田の展示コーナー。悪ノリ猫のパネル、ランプ、絵皿

福田の展示コーナー。悪ノリ猫のパネル、家型ランプ、絵皿、全11点

ギャラリー全景

ギャラリー全景

7月28日には小学生時代の恩師が来てくださいました。

小学校時代の恩師マッコウ先生 ご来展。お若いです。私より15歳ほどうえですが、現役の小学校の先生。

小学校時代の恩師マッコウ先生 ご来展。
お若いです。私より15歳ほどうえですが、現役の小学校の先生。

黒いフュージング画の制作

フュージング画といえば、これまではクリアの板ガラスをベース板にしてきましたが、今回始めて黒色のベース板を用いました。ブルザイのBUF0100です。夜の風景なので、黒が最適です。

満月の描きこみ

水墨画の原画を見ながら満月の描きこみ

まず画面の上部(写真では下)には、黒雲を従えた満月です。以前、中秋の名月を水墨画で描いていましたので、これをお手本にしました。白や黒のガラスパウダーで描いています。

桜の花はピンクのパウダーで

桜の花はピンクのパウダーで

月の光で輝く桜は、ピンクのガラスパウダーで丹念に描きました。

電気釜で焼成

電気釜で焼成

焼成は10回弱行いました。秋の展覧会(うしく現代美術展)に出品する予定です。

第28回 うしく現代美術展開催中

もう10年以上参加している「うしく現代美術展」の第28回展が、2023年11月19日から始まっています。今年も60名近い近隣作家が出品し、私もフュージング画の作品1点を展示しています。

第28回うしく現代美術展始まる

第28回うしく現代美術展始まる

フュージング画「旧商家」

フュージング画「旧商家」

前回までコロナ禍で変則的な開催でしたが、今回から平常に戻っています。18日は開会式と内覧会、親睦会が行われ、多数の方にお越しいただきました。

うしく現代美術展・内覧会の様子

うしく現代美術展・内覧会の様子

うしく現代美術展の目玉の一つが学校鑑賞会です。市内の小学校6年生が授業の一環として見に来ます。私はこの触れ合いが一番好きです。男の子は主に技術面、女の子は「きれい」の追求の仕方を質問してきます。

学校鑑賞会で子どもたちに作品について説明する福田

学校鑑賞会で子どもたちに作品について説明する福田

学校間紹介の終わりの会

学校間紹介の終わりの会

会期は12月3日まで。来年も良い作品を出品したいです。

JGAA「夏のガラス展」始まる

日本ガラス工芸協会(JGAA)の選抜10名による「夏のガラス展」が丸善日本橋店で始まりました。私もフュージング画の大作2作を含め7点を出品しています。私以外にはバラエティーに富んだガラス工芸美術が並んでします。拭きガラス、切子、サンドブラスト、ダル・ドゥ・ヴェール、ランプワーク、キルンワークなどです。

会場:丸善日本橋店(東京都中央区日本橋2-3-10)
会期:23年7月12日~18日

日本橋はさすが日本の中心、忙しそうに人々が行き交う中に洗練された都会を文化を感じました。ウソです。日本橋、ただただ暑いです。35℃超の灼熱のビルの谷間、溶けそうです。

フライヤー1

フライヤー2

フライヤー2

入り口案内

入り口案内

丸善の担当者さんと

入り口に拙作「ミツバツツジ」

入り口に拙作「ミツバツツジ」

会期中(7月16日)、会場で懐かしい仲間との再開もありました。

夏のガラス展での再開1

夏のガラス展での再開2

夏のガラス展での再開3

展覧会向けフュージング画大詰め

2023年度のうしく現代美術展にはフュージング画1枚を出品する予定ですが、その画題には地元龍ケ崎市に現存する明治時代からの商家を採り上げました。建物自体は華美なところはなく普通の古い木造ですが、静まり返った寂しい商店街の佇まいと合わせて、美しいと思いました。

小さな雀をガラスの粉を乗せることで表現しています

商家の前には雀が群がって、少しだけ動きを表現しています。

非現実的な虹色で彩色しています

非現実的な虹色で彩色しています

グリザイユで細く輪郭線を入れ、これも焼成しています。輪郭を描くことでステンドグラスのような効果も出ます。ですので、この絵画技法を「無鉛ステンドグラス」と呼んでいます。

2023年展覧会向けフュージング画の制作

毎年うしく現代美術展にはフュージング画(無鉛ステンドグラス)を1点出品しています。いつもぎりぎりまで方針が定まらず、切羽詰まって制作に入る感じです。ことしも、ようやくデザインが決まり、ガラスの加工に入っています。

うしく現代美術展向けのフュージング画(無鉛ステンドグラス)の制作開始

幅80cmの透明の板ガラス上にカラフルなガラスフリットを載せ、専用の電気釜で焼成します。何回も何回も、様子を見ながらフリットを重ね焼成していきますので、材料代も電気代もかかります。展覧会後に売れれば問題ないのですけれど...

後藤雅宣先生の個展の手伝い

うしく現代美術展の大先輩、後藤雅宣先生の個展のお手伝いに行ってきました。場所はつくば美術館、会期は2021年11月23日~28日でした。私は、26,27日の会場案内係。

今回後藤先生の作品の全容を初めて見ました。私の身長を超えるような大作が80点以上もあり、圧巻でした。抽象絵画がほとんどです。後藤先生は千葉大学で美術(造形)を教えている教授です。いやーっ、勉強になりました。というか、大変刺激になりました。

後藤雅宣さんの個展

後藤雅宣先生の個展

つくば美術館は、つくば市の中心部で、お昼休みに周辺を散歩しました。もう冬の到来です。

つくば美術館

つくば美術館

向こうにエキスポセンター

向こうにエキスポセンター

うしく現代美術展(第26回展)・無事開催

今年はコロナ禍も少し落ち着き、2年ぶりのうしく現代美術展開催の運びとなりました。第26回展で、私も11回目の参加です。会期は2021年11月14日~28日です。

うしく現代美術展・第26回・設営日

11月13日は設営日です。従来は作家が自ら大きなパネルを運び、会場を作るのですが、今回は業者さん(アートワークスさん)にお願いしました。私達は、幟立てなどの軽作業と、自分の作品の据え付けのみです。

のぼり設置中

のぼり設置中

今回の私の展示作品は「牛久沼原風景」というフュージング画です。将来、道の駅が建つ予定の国道6号線からの眺めです。鰻屋さんの隣の空き地から、左に小島、正面に泊崎を望む位置です。ノスタルジックに夕焼け空と点描の人間を描きこみました。材料は額以外はすべてガラスで、板ガラスの上にカラーのガラスフリット(細かい粒)を載せて焼成しました。

フュージング画「牛久沼原風景」