旅行でフランスから来日している方々に水墨画をお教えしました。工房にあったクリスマスローズ、カーネーション、薔薇、シンビジュームなどを題材に、お一人4枚ほど仕上げて帰られました。良い思い出とお見上げになればいいなあと思います。
また是非お越しください。
メルヘンチックなステンドグラスパネル「少女とペガサス」はガラス整形が終わり、組立工程に入っています。
まず、各ピースの切断面を包むように銅テープを巻き付けていきます。
このピースを、組み立て用の台紙の上に並べていきます。この工程はジグソーパズルそのものです。
作品の全容が、徐々に明らかになっていきます。ワクワクします。
組み立ては、ハンダを使って銅テープの部分にロウ付けをして進めます。最初に点止めという仮ハンダをして、ピースがズレないようにします。
銅テープ巻から、ハンダ付け完了まで数日で終わらせるスピード仕事です。
上は完成写真です。作品の詳しい解説はステンドグラス工房達風のサイトで御覧ください。
ペガサスを題材にしたステンドグラスの制作がスタートしました。
ギリシャ神話でペガサスといえば、それを操るのはベレロポーンという男神ですが、今回は趣向を変えて少女が乗っています。これはこれで可愛らしいと思います。かつてフルートを吹いている少女が乗っていましたが、同じモチーフでは芸がないと思い変えました。
ほぼ正方形に近い60cm超の作品です。今回はグリーン主体の配色で行く予定です。ただ、世界情勢の影響で良いガラスがなかなか手に入りにくくなっています。かつては、同じ緑でも10種類以上のラインナップがあり、微妙なグラデーションや調子付けができましたが、今手に入るのは数種類です。その分線画の面白みで魅せるしかないですね。
端材ガラスの有効利用を目的に小型のランプを量産しています。
今回はベル型をした直径19cmのシェードです。端材とは言え、材料のガラスは一級品です。ステンドグラスランプは小さくても、部屋の片隅にあっても存在感が有るので好きです。
ランプシェードは六角系のベル型です。まず、厚紙でモールドを作り、デザイン(図面)から制作に入る間の確認作業に使います。
ガラスピースはすべて台形ですので、カットは楽です。カットしたガラスにコパーテープを巻いて、組み立てに入ります。
完成写真が下です。詳しくは達風のサイトで。
高さ30cm足らずの小型のテーブルランプを作っています。中途半端に余ったガラスを利用します。余ったとは言え、ガラス素材は一級品です。ステンドグラスランプは小さくても、部屋の片隅にあっても存在感が有るので好きです。
ランプシェードはコロッとしたラグビーボールのような楕円形です。まず、厚紙でモールドを作り、デザイン(図面)から制作に入る間の確認作業に使います。
ガラスピースはすべて台形ですので、カットは楽です。カットしたガラスにコパーテープを巻いて、組み立てに入ります。
今回、ブルーベースの数色のガラスに加え、オレンジや黄色などの補色を差し色で加えています。小さいので、せめて色で華やかさを出そうと思っています。
ハンダ付けは、先程のモールドにガラスピースをセロテープで仮止めしながら行います。小さいですが、丸くて安定しないので、ハンダ付けは簡単ではありません。
下の写真が、完成した「青のカラフルランプ」です。販売対象ですので、よろしくお願い致します。
八咫烏と鶴のステンドグラスは、制作終盤、組み立てに入っています。
ガラスピースのカットと、周囲の研磨が終わり、切断面に銅テープ(コパーテープ)を巻いています。
銅テープが巻き終わると、いよいよ組み立てです。台紙の上にピースを並べていくと、作品の全容が見えてきます。
銅テープ部分にハンダ付けをすると、がっしりとした1枚の絵になります。
以下が完成した作品です。詳しくは、こちらをどうぞ。