幾何学抽象ステンドグラス「希望」はガラスピースを研磨しています

ガラスピースは、カットしたらすぐに、切断面を研磨します。ルーターという回転砥石で、エッジを垂直にならします。そうすると、この後の工程で、銅テープが着きやすくなります。

ガラスのエッジをルーターで研磨中

ガラスのエッジをルーターで研磨中

研磨し終わったピース

研磨し終わったピース

研磨し終わったピースは、型紙の上にのせて、一回り小さくなっていることを確認します。もし、出っ張っていたら、その部分だけ、再度研磨します。

幾何学ステンドグラス「希望」は、ガラスカット中

幾何学ステンドグラス「希望」の制作は、順調に進んでいます。ここのところ、ガラスカットが続いています。全10色なので、ガラスのチョイスに気を使いましたが、今は、機械作業です。

青緑のガラスのパターン取り中

青緑のガラスのパターン取り中

板ガラスは、レッドが、フランスのサンゴバン社製。その他が、ドイツのランバーツ社とフィッシャー社製です。すべて、手作りの「アンティークガラス」です。独特の線模様と気泡が美しいです。

このブルーは、今は無きフィッシャー社のアンティークガラス

このブルーは、今は無きフィッシャー社のアンティークガラス

オレンジは、サンゴバン社のセレニウムシリーズ。大変高価なので、無駄のないようにパターン取りします。

オレンジは、ランバーツ社のセレニウムカラー。大変高価なので、無駄のないようにパターン取りします。

幾何学的抽象ステンドグラスの制作開始

幾何学的なデザインのステンドグラスを作り始めます。私にとって、あまり無いタイプのステンドグラスですが、その分、新鮮です。色数が多いのですが、調和を重視して配色したので、決して派手な画面にはならないと思います。

原画(左下)と原寸大の型紙(モノクロ)

原画(左下)と原寸大の型紙(モノクロ)

横36cm×縦90cmほどの中型ステンドグラスパネルです。絵画性が無いぶん、アンティークガラスの素材美を引き立てたいと思います。

ガラスカット用に、型紙をばらしています。

ガラスカット用に、型紙をばらしています。

わるのり猫こシリーズ2作完成

20年近く続いている「わるのり猫シリーズ」の最新作2作が完成しました。どちらもフュージング画です。木製の額も完成し、いつでも出荷できます。ただし、注文が入ればですが。

フュージング画「月夜のMAMBO」

フュージング画「月夜のMAMBO」

「月夜のMAMBO」(額サイズ47cm×68cm×3cm)は、キューバの下町をイメージして、人々が寝静まった夜中に集合した野良猫たちが、MAMBOを演奏し、踊る姿です。

フュージング画「月夜の路上ライブ」

フュージング画「月夜の路上ライブ」

「月夜の路上ライブ」(額サイズ47cm×68cm×3cm)は、橋のたもとでの野良猫たちのストリートライブです。橋の上には、音楽に合わせてジルバを踊るカップルがいます。

どちらも、今年の龍ケ崎市のふるさと納税返礼品になる予定です。

わるのり猫こシリーズ「月夜のマンボ」制作中

わるのり猫シリーズもずいぶんたくさん作ってきましたが、ほぼ定番化しています。今回もフュージング画(無鉛ステンドグラス)で、月野の巷を騒がす猫たちを描いています。

前回はフラメンコでしたので、今回もラテンのノリで、マンボを奏で踊る猫たちです。このシリーズ、題材は無限にありそうです。

無鉛ステンドグラス「月のマンボ」制作中

無鉛ステンドグラス「月のマンボ」制作中

ステンドグラス「ルリビタキ」は組み立て中

ステンドグラス「ルリビタキ」は、銅テープ巻きが終わり、いよいよ後半戦の組み立てです。台紙上に、ピースを並べ、隙間にフラックスを塗りながらハンダを流し込みます。

ハンダ付けもだいぶ進みました

ハンダ付けもだいぶ進みました

両面にハンダ付けをして、最後に周囲を真鍮棒で補強します。

真鍮棒で周囲を囲んでいます

真鍮棒で周囲を囲んでいます

この真鍮があるので、ステンドグラスの取り回しが楽になります。本来のステンドグラスのように鉛だけで組むと、首の座っていない赤子のようにぐにゃぐにゃです。

ステンドグラス「ルリビタキ」はガラス研磨とテープ巻き中

ステンドグラス「ルリビタキ」は色数が多く、10色ほどあります。そろぞれの色板ガラスを型紙に沿ってカットした後、周囲を軽く研磨します。

緑のガラスをルーターを使って研磨中

緑のガラスをルーターを使って研磨中

切断した断面のみを、回転する砥石で研磨します

切断した断面のみを、回転する砥石で研磨します

切断面を研磨すると、その後に貼り付ける銅テープが、着きやすくなります。

研磨の終わったピース

研磨の終わったピース

銅テープは、切断面を包むように、巻き付けます。

テープを巻き終えたピース。粘着剤で張り付いています。

テープを巻き終えたピース。粘着剤で張り付いています。

ステンドグラス「ルリビタキ」はガラスカット中

かわいらしい鳥の入ったデザインの和風ステンドグラス「ルリビタキ」はガラスカット段階に入っています。全400ピースの大作ですので、ガラスカットは数日を要します。

緑のガラスで、ツルウメモドキの葉を形作っています

緑のガラスで、ツルウメモドキの葉を形作っています

鳥と同じくらい重要なモチーフは、ツルウメモドキです。ツルウメモドキの赤い実をルリビタキがついばむ絵なのですが、実がなるころは葉が枯れ落ちていることの多いこの植物に、あえて葉を残しています。

グレーのガラスで、古い歯を表現します。

グレーのガラスで、古い歯を表現します。

朱赤のガラス数種を使い、ツルウメモドキの実を表現します。

朱赤のガラス数種を使い、ツルウメモドキの実を表現します。

ところで話変わって、昨日2019年6月27日に、スコットランドから2名(母娘)、水戸から2名(母娘)のお客様がありました。この4名は、スコットランドからのホームステイの娘さんとその母+ホストファミリー(私の友人)の関係です。

私が日常的に原画作成でやっている水墨画を体験してもらいました。モチーフは庭に咲いているアジサイ。
そのあと、お抹茶も体験。

お客様4名が工房で水墨画体験

お客様4名が工房で水墨画体験

ステンドグラス「ルリビタキ」の型紙制作

新しいオーダーメイド・ステンドグラスの制作が始まりました。横70cmの「ルリビタキ」と題する和風パネルです。ルリビタキとツルウメモドキをモチーフにしています。絵作りは多少メルヘンチックですが、色遣いは和風を意識しました。

「ルリビタキ」の原寸型紙

「ルリビタキ」の原寸型紙

この後、型紙を刻み、ガラスカットに移ります。

フュージング画「月夜のフラメンコ」の額装

フュージング画は、色ガラスを電気炉で融かして単板の絵画に仕上げる絵画技法です。そのままのガラス板の状態でも存在感があってよいのですが、額装すると、吊り下げたり飾りつけの利便性が増しますし、割れる危険性も低くなります。

木製額には、シリコンコーキングで固定するのが楽できれいです。

木製額の裏側から作品を差し込み、コーキングのためのマスキングをします

木製額の裏側から作品を差し込み、コーキングのためのマスキングをします

シリコンコーキング(シーラント)の充填

シリコンコーキング(シーラント)の充填

コーキング材を充填したら、はみ出した部分を削り取り、マスキングテープを取ります。数時間で固まり、完成です。

額装の終わった「月夜のフラメンコ」

額装の終わった「月夜のフラメンコ」