2枚の離れた窓に、連続性のあるデザインというのはよくあることです。この500×800mm×2枚の和風ステンドグラス「葡萄」もその典型です。茨城県の個人宅からのオーダーです。
※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。
2枚の離れた窓に、連続性のあるデザインというのはよくあることです。この500×800mm×2枚の和風ステンドグラス「葡萄」もその典型です。茨城県の個人宅からのオーダーです。
※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。
ステンドグラスパネル「葡萄」の制作も終盤。組立作業をしています。
下の写真は、半田に先駆けて、真鍮枠材の加工。
カットした後、ぴかぴかに磨き上げ、作品名と日付をタガネで刻印します。
半田作業自体は、2枚分、数日で終わります。
話し変わって、工房の庭「達風バラ園」は、つるバラ2種、アイスバーグ(右の方、白)とピンクアイスバーグ(右端、ピンク)、フランソワ・ジュランビル(左の方、ピンク)が咲き始めました。先日つけた日除けのオーニングもいい感じです。
アイスバーグは数年経ち樹化しており、写真のように葉が茂ると、2枚の窓がすっかり隠れてしまいます。フランソワ・ジュランビルは、幹は細いのですが強健で、2階のバルコニーを越えて、3階に迫る樹勢です。
買うと高いバラの花は、今だけ採り放題。毎日花束を作って、部屋中に飾っています。これを贅沢と言わずして、なんと言いましょう。
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ステンドグラス「葡萄」の制作は、ガラスカットからテープ巻きまで同時進行で進んでいます。
パープルのガラスは、葡萄の実の部分
カットしたピースは、100円ショップで買ってきたコンテナに詰めていきます。
ルーターでエッジを研磨した後、銅のテープを巻いていきます。
話は変わりますが、工房は夏の暑さ対策のため、南側にある2箇所(1階と2階のバルコニー)の掃き出し窓に、オーニングを設けました。平たく言えば、日除けのシートを付けました。
いい感じです。ここ2日ばかり、バルコニーに椅子とテーブルを持ち出して、このオーニングの下で風を感じながら昼食を取っています。
庭のプランター7個に、マリーゴールドの種を蒔いたのですが、うまい具合に芽が出ました。しかし、夜な夜な這い上がってくるナメクジに、1本また1本と食べられて徐々に株が減っていってしまいました。毎晩8時ごろに懐中電灯と割り箸を持って見回りをしていたのですが、焼け石に水なので、先日ナメクジ除けの薬を買ってきました。
プランターの中の白っぽい粉がそのナメクジ除けです。効果は上々です。
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「葡萄」のステンドグラスは、2枚一組で1枚の連続した絵に見えるようにデザインしていますが、窓と窓の間隔が約50cm(ステンド1枚と同じ幅)と広いので、蔓の引き回しを工夫して、一体感を出しています。(下の写真では、間隔が詰めてあります)
原寸大型紙を2組作り、1組はばらばらにカットします。
これが、ガラスカット用になります。もう1組は、組み立て時に使用します。
お決まりのグレーのガラスは、葉と蔓の部分です。型紙を並べ、周囲をマジックでなぞり、転写します。これを「けがき」作業と言います。
これから数日間、ガラスカットが続きます。
ところで、工房のバラは本番を迎えつつあります。ほとんどが春に咲く「一期咲き」品種ですので、すごく華やかになります。
まずは先陣を切って玄関脇のモッコウバラが咲き始めました。幅3m×高さ3mの迫力の仕立てです。