パピエ・ド・ヴェール(後にフュージング画と改称)初の依頼作品、「登竜門」を制作中です。登竜門、平たく言えば、「鯉の滝のぼり」ですね。
パピエの最大の特徴は、仕上げ段階で自由なタッチで墨画することにあり、フュージングと異なる点でもあります。また他にもいくつか技術上のルールがあります(詳述しませんが)。
さて、登竜門...ステンドでは表現できない、ガラスを多層化することによる幻想的な2重絵を狙っています。うまく行ったような行かないような、ですが、近くで観たり、遠くから観たり、反射光で観たり、透過光で観たりで、少しずつ異なる表情を見せます。額に入った時点で、また披露させていただきます。
8月30日、額縁も完成しました。スタンドつきの豪華版です。
※この作品の説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。