ステンドグラス「白樺」完成

大判ステンドグラス「白樺」はいよいよ完成です。3枚組の最後の1枚の組み立て。

ステンドグラス「白樺」3枚目の組み立て開始

ステンドグラス「白樺」3枚目の組み立て開始

台紙の上にピース、ハンダ付けをします。

ステンドグラスのハンダ付け

ステンドグラスのハンダ付け

3枚全部のハンダが終わったので、洗浄→黒染めと進みました。

洗剤で洗浄しています。

洗剤で洗浄しています。真鍮ブラシて磨いて、次の黒染めに備えます。

完成したステンドグラス「白樺」はこのとおりです。詳しい解説はこのページで御覧ください。

ステンドグラス「白樺」(グラス工房達風 制作)

横長ステンドグラス「紫陽花」制作中

2枚一組のステンドグラス「紫陽花」は、欄間の位置に取り付けられる予定です。ありがたいことに龍ケ崎市へのふるさと納税オーダーメイドのリピーターさんです。

サイズは横80cmx縦30cmx2枚です。花の部分のガラスは、いい色が入手できなかったので、フュージングで自作することにしました。

ここ数ヶ月でガラスの仕入れ値は1.5倍近くに値上がりし、さらに品薄で入手が困難になっています。直接的な原因は、世界的な物価上昇と円安の影響でしょうが、間接的にはウクライナ紛争によるエネルギー危機に因ると推測します。そこにここ数年のコロナ禍で、物流が停滞しているからなのではないでしょうか。

電気釜で紫とピンクのガラスを焼成

電気釜で紫とピンクのガラスを焼成

葉の部分は緑のガラスをカットします。

紫陽花の葉のガラスはオーソドックスな緑

紫陽花の葉のガラスはオーソドックスな緑

あまり大きな作品ではないので、一気に、研磨→テープ巻き→組み立てと進みました。

台紙の上にガラスピースを並べます

台紙の上にガラスピースを並べます

背景のブルーのガラスもアクセントになっていて可愛らしいです。

ハンダで組み立て

ハンダで組み立て

そして完成したステンドグラス「紫陽花」は下です。この作品の詳しい情報はココを御覧ください。

ステンドグラス「紫陽花」(グラス工房達風 制作)実際の2枚は横に並びます

【対策】スマホでWI-FIが頻繁に切れる、CANONプリンターがWI-FI接続で印刷できず

備忘録として記録しておきたいのと、同様の障害がネット上で多く紹介されているにも関わらず、明快な解決策が少ないので、載せておきます。

【症状1】WI-FIルーターを買い換えたら(NEC→エレコム)、スマホ(AQUOS)のWI-FI接続が不安定になり、数十秒ごとに接続と遮断を繰り返す(扇型の受信アイコンが点いたり消えたりする)。または、いつの間にかWI-FIが切れている。しかしAQUOS以外のスマホ(OPPO、富士通、HUAWEI等)やPCではこの障害は起きないし、web閲覧やメール、LINEでは問題なく利用できる。

【症状2】キャノンのプリンターTS8230でも問題がおき、プリンターをWI-FIに接続はできるのだが、PCから認識されず印刷もできない。

【WI-FIルーター】エレコムWRC-533GS2

【接続形態】フレッツ光ルーターPR-S300NE→エレコムWRC-533GS2

【対策(結論)】エレコムWRC-533GS2を出荷時設定のルーターモード(RT)のままにしていたのが悪かったようです。アクセスポイントモード(AP)にしたら(本体のスイッチを切り替える)、解決しました。AQUOSは正常に繋がり、プリンターは印刷できるようになりました。推測として、光ルーターとWI-FIルーターの「ルーター機能」が衝突していたのかもしれません。また一応、付け加えておきますが「たまたまウチは」これでうまく行っただけかもしれません。

【備考】問題を複雑にしているのは、AQUOSでしか障害が発生しないという点だと思います。当然、AQUOSの特異性が原因の一端だとは思います(ネット情報ではAQUOSの複数機種で起きているようです)。ですが、やれ「設定の変更だ」「OSのアップデートだ」「返品→基盤の交換だ」という対策で解決しなかったようで、絶望論が多く見られました。プリンターの接続障害に関してもWI-FIルーターの設定変更に言及している対策には(私は)行き当たりませんでした。

ステンドグラス「白樺」は組み立て開始

大判ステンドグラス「白樺」は3枚組ですので、研磨→コパーテープ巻きが続いていますが、巻き終えたピースから同時並行で組み立てに入っています。

台紙の上に、テープを巻き終えたピースを並べます。ここで初めて作品の全体像が見えてきます。ワクワクします。

ジグソーパズルの要領で、ピースを所定の位置においていきます

ジグソーパズルの要領で、ピースを所定の位置においていきます

長さが2mもあるので、作業テーブルには臨時で板を取り付け、延長しています。

台紙の上にピースを並び終えた状態(左端の1枚)

台紙の上にピースを並び終えた状態(左端の1枚)

台紙の上にピースを並び終えた状態(右端の1枚)

台紙の上にピースを並び終えた状態(右端の1枚)

白樺の幹の白さと、葉の緑が鮮明です。

周囲は頑丈な真鍮鋼で取り囲みますので、別室でカット→研磨します。

真鍮鋼もたくさん使います

真鍮鋼もたくさん使います

こんなに大きくても製造誤差は±1mm以下を目指します。今回は、建築物にはめ込む、つまり相手のある仕事ですので、シビアです。長い2mの辺もブレにように、タコ糸を張って直線を作り、そこに沿わして周囲を固定します。

タコ糸を張って長辺の真直度を確認

タコ糸を張って長辺の真直度を確認

ステンドグラス「白樺」のガラス研磨とテープ巻き

3枚1組の大判ステンドグラス「白樺」はガラスカットが終わり、周囲をルーター(電動砥石)で研磨しています。

緑のガラスを研磨中

研磨することによって、この後のテープ貼りが効率よく進みます。

研磨が終わったガラスピース1個1個に銅テープを巻きます。切断面を包むように、ガラス厚より少し幅広めのテープを巻きます。

銅製テープを周囲に巻きます

銅製テープを周囲に巻きます

テープを巻き終えたガラスピース

テープを巻き終えたガラスピース