窓用ステンドグラス「アイピー」は本体は完成し、木枠を制作しています。
木工は昔からの趣味ですので、これはこれで楽しいです。電動工具も高性能のものが安価に手に入るので助かります。
以外にお金がかかるのが塗料です。ステインとニスは安くないです。
そして、ステンドグラス本体を木額に収めます。
納品もすぐです。
工房のシャムネコ兄弟をモチーフにしたシリーズ「ラブリー猫」というのがかつてあったのですが、今回はその復刻制作です。今は工房の猫は3匹ですが、この猫たちが人間の気配を感じると、どこからともなく集まりお皿の前で待ち構える姿が、いつも可愛いと思っています。
油絵のF-4号サイズですので、さほど大きくはありませんが、ステンドグラスの美しさと比較的リアリティーを追求したデザインが好評で、今まで8枚制作してきました。
今回のご依頼主さんは、カフェに飾られるそうです。以前に1枚ふるさと納税の返礼品としてご購入済みですので、今回は2枚めのご注文です。
今年最後の注文制作になると思います。
孔雀の目玉のような羽毛は、どうしてもフュージングで1ピース1ピース作る必要があるので、今日はその模様です。
フュージングは同種のガラス同士を電気窯で融かして一体にする技法です。今回のように市販されていない板ガラスを自作するときにも用います。
まるまる1日かけて焼成すると、薄かったオレンジが鮮やかに発色します。
あとは、型紙に沿ってピースに切り分けていきます。