八咫烏と鶴のステンドグラスは、制作終盤、組み立てに入っています。
ガラスピースのカットと、周囲の研磨が終わり、切断面に銅テープ(コパーテープ)を巻いています。
銅テープが巻き終わると、いよいよ組み立てです。台紙の上にピースを並べていくと、作品の全容が見えてきます。
銅テープ部分にハンダ付けをすると、がっしりとした1枚の絵になります。
以下が完成した作品です。詳しくは、こちらをどうぞ。
八咫烏と鶴のステンドグラスは、制作終盤、組み立てに入っています。
ガラスピースのカットと、周囲の研磨が終わり、切断面に銅テープ(コパーテープ)を巻いています。
銅テープが巻き終わると、いよいよ組み立てです。台紙の上にピースを並べていくと、作品の全容が見えてきます。
銅テープ部分にハンダ付けをすると、がっしりとした1枚の絵になります。
以下が完成した作品です。詳しくは、こちらをどうぞ。
仁王像1対と涅槃像のステンドグラスは組み立ても終盤です。
仁王像の阿形はハンダ作業が終わり、次に赤主体の吽形に入っています。
吽形は口を閉じている方です。顔の造作はかなり細かく、絵付けをせずに目鼻を表現しています。
使っているガラスは、ドイツのランバーツ社とフランスのサンゴバン社、いずれも高価なセレニウムカラーのアンティークガラスです。今年は、世界情勢の影響で入手がとても困難んです。
次に涅槃図ですが、こちらは絵付けステンドにしました。グリザイユで顔の造作や衣の陰影を描き、焼成しています。
このステンドグラスも、暖色系でまとめています。
完成した仁王像のステンドグラスはこちらです。作品の詳しい解説はコチラを御覧ください。
また、涅槃像のステンドグラスはこのように完成さいました。作品の詳しい解説はコチラを御覧ください。
埼玉県のとあるお寺のご住職から、仁王像のステンドグラス2枚一組のご注文を頂きました。他にもご注文はあるのですが、まずこの2作品から着手しました。
オレンジと、グリーン中心のアンティークガラスで制作します。特にオレンジ・赤系はセレニウムカラーと言って高価で入手も困難です。ほとんどがドイツ製(ランバーツ社)ですが、一部フランス製(サンゴバン社)です。昨今の世界情勢を反映し、今年値段が跳ね上がり、またインポートも不安定です。
オレンジ色のガラスは綺麗です。見ているだけで元気になります。
非常に短納期で、しかも年末は地元龍ケ崎市のふるさと納税返礼品のお仕事が入ってくる繁忙期ですので、綱渡りのスケジューリングです。
大判ステンドグラス「白樺」はいよいよ完成です。3枚組の最後の1枚の組み立て。
台紙の上にピース、ハンダ付けをします。
3枚全部のハンダが終わったので、洗浄→黒染めと進みました。
完成したステンドグラス「白樺」はこのとおりです。詳しい解説はこのページで御覧ください。
2枚一組のステンドグラス「紫陽花」は、欄間の位置に取り付けられる予定です。ありがたいことに龍ケ崎市へのふるさと納税オーダーメイドのリピーターさんです。
サイズは横80cmx縦30cmx2枚です。花の部分のガラスは、いい色が入手できなかったので、フュージングで自作することにしました。
ここ数ヶ月でガラスの仕入れ値は1.5倍近くに値上がりし、さらに品薄で入手が困難になっています。直接的な原因は、世界的な物価上昇と円安の影響でしょうが、間接的にはウクライナ紛争によるエネルギー危機に因ると推測します。そこにここ数年のコロナ禍で、物流が停滞しているからなのではないでしょうか。
葉の部分は緑のガラスをカットします。
あまり大きな作品ではないので、一気に、研磨→テープ巻き→組み立てと進みました。
背景のブルーのガラスもアクセントになっていて可愛らしいです。
そして完成したステンドグラス「紫陽花」は下です。この作品の詳しい情報はココを御覧ください。