フュージング画小品3点制作

夏の展覧会(JGAAのグループ展)に向けて、小品を制作しています。横25smx縦40cmのフュージング画(無鉛ステンドグラス)パネル3種です。
図柄は、蔦、蝦夷桔梗、コスモスと秋の草花です(展覧会が秋なので)。

フュージング画の色付け。カラーフリットをスプーンで載せていきます

今回は、カラーフリット(ガラスの粒子)をベースガラス上に載せて焼成する、一種のガラス胎七宝の技法を使います。

1回目の焼成

1回目の焼成

多くのガラスが焼成前は無色なので、地味な感じですが、焼成後は鮮やかに発色します。

焼成後、赤が鮮やかに出ています

焼成後、赤が鮮やかに出ています

色乗せと焼成を3回繰り返して、深みのある色を作ります。その後、顔料で輪郭線を描き、これも低温で焼成して定着させます。

輪郭焼成後

輪郭焼成後