小型ステンドグラスランプ「緑のベルランプ」制作

端材ガラスの有効利用を目的に小型のランプを量産しています。

今回はベル型をした直径19cmのシェードです。端材とは言え、材料のガラスは一級品です。ステンドグラスランプは小さくても、部屋の片隅にあっても存在感が有るので好きです。

緑のベルランプの紙製モールド

ランプシェードは六角系のベル型です。まず、厚紙でモールドを作り、デザイン(図面)から制作に入る間の確認作業に使います。

ガラスピースはすべて台形ですので、カットは楽です。カットしたガラスにコパーテープを巻いて、組み立てに入ります。

「緑のベルランプ」ハンダ付け中

完成写真が下です。詳しくはグラス工房達風のサイトで。

「緑のベルランプ」完成品

小型ステンドグラスランプ「青のカラフルランプ」制作

高さ30cm足らずの小型のテーブルランプを作っています。中途半端に余ったガラスを利用します。余ったとは言え、ガラス素材は一級品です。ステンドグラスランプは小さくても、部屋の片隅にあっても存在感が有るので好きです。

ボール紙で作ったモールド

ランプシェードはコロッとしたラグビーボールのような楕円形です。まず、厚紙でモールドを作り、デザイン(図面)から制作に入る間の確認作業に使います。

ガラスピースはすべて台形ですので、カットは楽です。カットしたガラスにコパーテープを巻いて、組み立てに入ります。

1個あたり30ピースを使います。その全てにコパーテープを巻きます

1個あたり30ピースを使います。その全てにコパーテープを巻きます

今回、ブルーベースの数色のガラスに加え、オレンジや黄色などの補色を差し色で加えています。小さいので、せめて色で華やかさを出そうと思っています。

表のハンダ終了

表のハンダ終了

ハンダ付けは、先程のモールドにガラスピースをセロテープで仮止めしながら行います。小さいですが、丸くて安定しないので、ハンダ付けは簡単ではありません。

下の写真が、完成した「青のカラフルランプ」です。販売対象ですので、よろしくお願い致します。

ステンドグラス「青のカラフルランプ」

初級者向けのステンドグラス・パターン集の新作を発売

直線やゆるい曲線だけでデザインされたステンドグラスランプのパターン集を発売しました。

名付けて「ステンドグラス・パターン集(その6)モールド不要のランプ9作《初級者向け》」800円(税込み)

ステンドグラスパターン集(その6)モールド不要のランプ9作

テーブルランプ8種類と、貝形の吊りランプ1種類です。市販の硬質モールドは不要で、厚紙で自作する方法を採っています。ちなみにそのへんの作業工程も、マニュアルで解説しています。

ステンドグラスランプのデザイン全9種

お求めはこちら(ヤフーショップ)で、お願いいたします。

家型ステンドグラスランプ「猫のケーキ屋」制作

最近、悪ノリ猫シリーズの家型ステンドグラスランプを量産しています。まあ、色々アイディアが浮かぶのと、作り置きしておくと結構売れるので、暇な時の自主制作に向いています。

猫のケーキ屋の各面を焼成

猫のケーキ屋の各面を焼成

ステンドグラスといっても、家の各面はフュージングタイルという電気窯で焼成して作るガラス単板です。透明ガラス板の上に、カラフルなガラスフリットを敷き詰め、焼きます。その後、ユーモラスな猫たちを絵付けするわけです。

電球を点けた「猫のケーキ屋」

電球を点けた「猫のケーキ屋」

各面は、接客中の猫や、ケーキ製作中のパティシエ猫が、可愛く描いてあります。

作品詳細はこちら。

家型ステンドグラスランプ「猫のアパルトマン」制作

家型のステンドグラスはわりとポピュラーな部類になりますが、私が作るのは、全面重厚なフュージングタイルでできています。まずこのフュージングを作るところから作業は始まります。

白いガラスパウダーをふりかけてこれから焼成

白いガラスパウダーをふりかけてこれから焼成

ガラスタイルには、白のガラスパウダーや、色とりどりのガラスフリットを載せて、数回に分けて電気釜で焼成します。最後に、グリザイユという顔料で悪ノリ猫たちを描いて焼成します。

完成した「猫のアパルトマン」

完成した「猫のアパルトマン」

フュージングタイルを真鍮棒とハンダで組み立てて完成です。中に電球をつけたランプベースを置けば、素敵なランプの置物です。絵柄は、個性豊かな悪ノリ猫が住む6室の外観です。読書をしたり、ワインを飲む猫もいます。

作品紹介はこちら

フュージングペンダントランプ制作中

フュージングタイル6枚で正6角錐のペンダントランプ・シェードを作っています。

クリアをメインにアンバーと白のフューザブルガラスを並べて焼成します。

フューザブルガラスで、台形を6枚作っています

フューザブルガラスで、台形を6枚作っています

電気窯で焼成します

電気窯で焼成します

焼き上がったタイルは、ステンドグラスの技法で組み立てる予定です。

無事、焼成完

無事、焼成完

ステンドグラス初心者の友人がおやすみランプに挑戦

高校からの友人の福島くんが、遠く川崎市から遊びに来てくれて、弊房でステンドグラス制作体験をしてくれました。彼は、高校(Kが丘高校)、大学(Y浜K大)と同じで、かつて8ビットマイコンを作った仲でもあります。

待ち合わせは龍ケ崎市役所ですが、彼はそこまでローカル線・関東鉄道竜ヶ崎線の旅も楽しんだ模様です。彼はかなり本格的なトレイル・ランニングの選手で、天気が良ければ常磐線佐貫駅から市役所までRUNする予定だったようです。なんでも、市役所近くにある美味いラーメン屋に寄るのと、市役所でマンホールカードをGETするのも目的だったそうです。長く龍ケ崎に住んでいる私は、両方とも知らず、恥じ入るばかりです。

さて、彼にステンドグラス制作に挑戦してもらうのは、私が独立した20年前からの約束で、彼はそれをずっと覚えていてくれたそうです。つまり宿願成就の日ということです。

制作課題のおやすみランプ

制作課題のおやすみランプ

折角なので、ガラスカットからTRYしてもらいました(なお、当工房では、体験制作も行っていますが、普通ガラスカットはしません。この後の銅テープ貼り工程からやってもらっています)。

福島くん、ガラスカットに挑戦

福島くん、ガラスカットに挑戦

1時間位の練習で、直線切りはできるようになりました。握力のある男子にとっては、コツさえ飲み込めば、簡単なガラスカットです。

制作後半のハンダ付け

制作後半のハンダ付け

おやすみランプは別名フットランプともいい、コンセントに直接付けるかわいいステンドグラスランプです。小さいですが、ハンダ付けには立体ならではの難しさがあります。福島くん、5時間弱の作業で、無事完成。お疲れさまでした。

5時間の奮闘の末、おやすみランプ完成

5時間の奮闘の末、おやすみランプ完成

その後、呑みに行ったのは言うまでもありません。

よろしければ動画もどうぞ。

龍ケ崎市ふるさと納税返礼品・家型ランプ「猫の家」2種完成

家型ランプ「猫のBAR」

家型ランプ「猫のBAR」

龍ケ崎市のふるさと納税返礼品として制作したステンドグラス・ランプです。といっても、家の各面は厚さ5㎜の重厚なフュージング画でできています。わるのり猫シリーズで、この家は猫の経営するバーです。

※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。

家型ランプ「猫のパン屋」

家型ランプ「猫のパン屋」

こちらは、猫の経営するパン屋です。

※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。

龍ケ崎市ふるさと納税返礼品「緑の釣鐘ランプ」完成

龍ケ崎市ふるさと納税返礼品「緑の釣鐘ランプ」

龍ケ崎市ふるさと納税返礼品「緑の釣鐘ランプ」

龍ケ崎市のふるさと納税返礼品として制作しました。「緑の釣鐘ランプ」と題するこのランプは、シェード部分がスケルトンのガラスフュージングタイル4枚で構成されています。

※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。

家型ステンドグラスランプ「猫のくつ屋」完成

家型ステンドグラスランプ「猫のくつ屋」

家型ステンドグラスランプ「猫のくつ屋」

わるのり猫シリーズのランプです。各面はフュージング画でできており、猫の靴屋兼職人が細密な線で描かれています。龍ケ崎市へのふるさと納税返礼品として制作しました。

※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風の「作品集ページ」にてご覧ください。