k.fukuta の紹介

ステンドグラスとフュージング画の注文制作工房「ステンドグラス工房達風」を主宰する福田勝司です。 写真満載のサイトはhttps://tappu.com

大判のステンドグラス「ディアナ」はガラスカット中

縦130cmの比較的大きなステンドグラス「ディアナ」はガラスカット中です。ガラスはアンティークガラスとキャセドラルを組み合わせて使っています。

ステンドグラス「ディアナ」の本体に用いる青緑のガラス

ステンドグラス「ディアナ」の本体に用いる青緑のガラス

最も高価なゴールドピンクのアンティークガラス

最も高価なゴールドピンクのアンティークガラス

ランバーツ社のゴールドピンクは金の高騰でほぼ新品は手に入りません。

緑のガラスがどんどん切れていきます

緑のガラスがどんどん切れていきます

部分的に絵付けをしています。

グリザイユを塗っているところ

グリザイユを塗っているところ

一気にグリザイユを焼成です

一気にグリザイユを焼成です

オーダーメイドステンドグラス「ディアナ Diana」制作開始

横56cmx縦129cmの縦長ステンドグラスを制作しています。ディアナというローマ神話の女神をモチーフにしています。ギリシャ神話ではアルテミスに比定されています。

マロニエの木の下に、犬と一緒にいる構図です。足元にはバラではなくハマナスが咲いています。この辺はご依頼主様の意向です。

現在は型紙を制作し終わった時点です。

ステンドグラス「ディアナ Diana」の原寸大型紙

ステンドグラス「ディアナ Diana」の原寸大型紙

ガラスカット用に刻むと下図のようになります。全部でガラスは14種類です。

「ディアナ」ガラスカット用型紙

「ディアナ」ガラスカット用型紙

オーダーメイド・フュージング画「天女」色がついてきました

天女二人が舞うデザインのフュージング画を制作中です。5回焼成して、だいぶ色が乗ってきました。

フュージング画「天女」焼成5回目

フュージング画「天女」焼成5回目

背景の色は、緑から青にかけての淡いグラデーションです。天女はこれから徐々に服を着ていきます。

オーダーメイド・フュージング画「天女」制作中

横82cmx縦47cmの大判のフュージング画「天女」を製作中です。ベースガラスの上に白のガラスパウダーで描いています。写真は焼成前のベースガラス。白い部分が粉が乗っているところです。

フュージング画「天女」製作開始

フュージング画「天女」製作開始

サブノートPC(Dell Latitude 7390)を買いました

昨年末に引き続き、Windows11マシンを買いました。といっても中古PCです。Dell Latitude 7390という2018年発売の古いPCです。33,000円でしたが、十分使えます。ただ、バッテリーのもちが悪く2時間程度なので、新品のバッテリーに換装しようかと思っています。

Dell Latitude 7390

中古PC Dell Latitude 7390

13.3inchで軽く、動きも滑らかなので、ここ数年PCのハードはあまり進化していないのでしょうかね。中身はCore-i5 8世代/SSD256GB/RAM8GBです。

ちなみに昨年末に購入したWindows11マシンは、手のひらに乗るミニミニPC GMKtec G10です(銀色の四角の箱)。これでも事務仕事は不自由しません。

ミニミニPC
GMKtec G10

オーダーメイド・ステンドグラス「山ぶどう」は完成

縦130cmの大判ステンドグラス「山ぶどう」はいよいよ仕上げです。両面のハンダ付けと、真鍮製の枠材の取り付けを行いました。これで、グニャグニャだった作品がシャンとします。

両面の仕上げハンダが終わったので、枠材を取り付けていきます

両面の仕上げハンダが終わったので、最後に枠材を取り付けていきます

ハンダ作業はこれで終了です

ハンダ作業はこれで終了です

仕上げ作業に入ります。まず、フランクスを落とし、ハンダを磨く洗浄作業です。

洗剤をつけて、ブラシでしっかり洗浄します

洗剤をつけて、ブラシでしっかり洗浄します

次にハンダの黒染めです。

洗浄してすぐに、ハンダ面がきれいなうちに、黒染め作業

洗浄してすぐに、ハンダ面がきれいなうちに、黒染め作業

黒染め完了です

黒染め完了です

組み立て作業のハンダ付け開始から1週間で完成しました。この工程をサクサク進めるのがきれいに仕上げるコツです。

 

オーダーメイド・ステンドグラス「山ぶどう」は組み立て開始

縦1.3mの大判ステンドグラス「山ぶどう」は、銅テープが巻き終わり、組み立て作業に入っています。台紙の上にガラスピースを載せていくと、絵の全容が初めて見えてきます。

台紙上にガラスピースを並べていきます

ブドウの実のピースも裏表や向きにわずかな差があるので、慎重に配置します

このピースを置く作業が、いちばんワクワクします。思った通りの絵柄になることが多いですが、たまに意外性を感じることもあります。

ハンダをつける前に、銅テープ部分にペーストフラックスをつけます

高出力のセラミックはんだごてで、一気にハンダを盛っていきます

高出力のセラミックはんだごてで、一気にハンダを盛っていきます

ハンダの融点は200度以下ですが、450度以上出る高温ハンダごてで、一気にハンダ付けしていきます。ハンダが完全に液状化すると、つるっとしたきれいなハンダ面ができます。

1日目、表面のハンダ付けが終わりました。

1日目、表面のハンダ付けが終わりました。

ステンドグラス「山ぶどう」は銅テープ巻き中

研磨が終わったガラスピースには、切断面を包むように銅テープ(コパーテープ)を貼り付けていきます。ぐるりと1周巻くわけです。組み立て時にこの銅部分にのみハンダが付きます。

紫のブドウの実に相当するガラスに幅5㎜ほどの銅テープを巻いています

銅テープの裏にはあらかじめ粘着剤がついており、シールのように貼ることができます。

透明の大きなピースには幅が広めのテープを巻きます

仕上げに、へらで空気を抜くように押さえつけて、テープをガラスに密着させます

この銅テープ巻は、そのまま仕上がりに影響するので、ガラスカット以上に慎重に作業します。反対にガラス切断面は、最終的にはハンダの奥に隠れて見えないので、気合を入れてきれいにする必要はありません。

テープを巻き終えたピースはコンテナで管理します

ステンドグラス「山ぶどう」はガラスを研磨中

ガラスカットも最終段階、グレーのアンティークガラスを使って、葉や枝を作ります。今回は水墨画調のステンドグラスにするので、原画通りに、枝や葉はグレーです。3諧調濃さの異なるグレーで、調子付けをします。

グレーのガラスで、葉や枝を作ります

グレーのガラスで、葉や枝を作ります

カットが終わり、各ピースの切断面をルーターで研磨します。こうすることで、微妙な形状調整ができ、またこの後の工程で銅テープが付きやすくなります。

ステンドグラス専用のルーター(グラインダー)で断面を滑らかに研磨します

ステンドグラス専用のルーター(グラインダー)で断面を滑らかに研磨します

ぐるりと研磨したら、型紙の上にのせてガラスがはみ出していないかチェックします

ぐるりと研磨したら、型紙の上にのせてガラスがはみ出していないかチェックします

ガラスの周囲から、下に敷いた型紙が少し見えている程度が最適です

ガラスの周囲から、下に敷いた型紙が少し見えている程度が最適です

ブドウの実のピースもどんどん研磨していきます

ブドウの実のピースもどんどん研磨していきます

研磨し終わったピースは型紙と一緒にコンテナで管理します

研磨し終わったピースは型紙と一緒にコンテナで管理します

 

オーダーメイドステンドグラス「山ぶどう」はブドウのガラスカット

ガラスカットも後半に入っています。背景ガラスはクリアなのですが、2種類使っています。今カットしているのはフィブロイドガラスと言ってヘアラインの凹凸模様が入っています。今はなきウロボロス社の名品で、当工房のストックもあとわずかです。

貴重なウロボロス社のフィブロイドガラス

このヘアライン模様を水平にそろえると、作品全体の安定感が増す気がします。

ヘアライン模様の向きが水平になるように型紙を配置します

ヘアライン模様の向きが水平になるように型紙を配置します

同時に紫のブドウの実もカットしています。青紫(ヴァイオレット)と赤紫(パープル)の2色で、ランバーツ社とフィッシャー社のアンティークガラスです。フィッシャーも今はない会社です。

ランバーツ社のアンティークガラスでブドウの実を作ります

ランバーツ社のアンティークガラスでブドウの実を作ります(ヴァイオレット)

フィッシャー社のパープルの美しいアンティークガラス

ちなみにアンティークガラスとは、アンティークな製法(職人による宙吹き)によって作られた新品です。

ライトボックスの上でカット中