オーダーメイド和風ステンドグラス「ひょうたん」完成

和風ステンドグラス「ひょうたん」

和風ステンドグラス「ひょうたん」

茨城県牛久市の個人宅からのオーダーです。ご主人の趣味の瓢箪を題材にということでした。ご自宅のドアの扉に取り付けられる予定です。

※この作品の説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。

食料確保も仕事のうち

 現在、ヒョウタンを題材にしたステンドを制作中です。施主様の趣味が、ヒョウタンを育てて、内部を処理して乾燥させ、紐などをつけて立派な飾り物(?)に仕立てることだからです。ここのところ、ヒョウタンの勉強です。
 下の写真は、墨画で原画を作成しているところです。

 さて、市内の友人から土地を借りて、畑を作ることにしました。自宅から車で数分のところです。畑仕事は実に中学生の時以来です(そのころ、実家に家庭菜園が有りました)。栽培のハウ・ツー本を買い込み、付け焼刃で畑を作りました。植えたのは、ナス、ピーマン、トマト、オクラ、韮です。日が暮れてから、ようやく3畝完成しました。
 新鮮な野菜で健康増進すると同時に、年間10万円の食費削減を目指します。これからが、楽しみです。

REVUE完成

REVUEが完成しました。当工房史上最大の1.6m×2.5mです。といっても、搬送時は4分割されていて、現場で金具止めされて1枚になります。
下の写真は、右上に位置する1枚です。

今回は補強枠と、組立て構造の設計、そして組立てマニュアルの作成が大変でした。例によって作品は木箱で輸送し、現場の大工さんたちがマニュアルを見ながら組み立てることになっているからです。大工さんにとって、ステンドグラスという厄介なものを引き受けるのは恐ろしい経験だと想像できます。値段も高いですし。ガラスですから扱いは慎重でなければなりません。
そこで、なるべく簡単に安全に確りと組み立てられる構造を考えました。ステンドの枠は、幅12mmの真鍮鋼で囲み、隣接するステンド同士の位置決めにはホゾに似た入れ子を設けます。
真鍮枠に下穴をあけ、16枚の鉄プレートと64個のタッピンネジを使って締結する構造にしました。下図のマニュアルも同梱しました。

現場でうまく組み立てられるといいのですが。