見沼たんぼ巡り

 今日は、さいたま市のH社に、大工さんとの打合せと、窓枠の寸法測定に行ってきました。

クロスも綺麗に張られ、ステンドを待つばかりです。...といっても、制作はこれからですが。
 H社のステンドのモチーフは「見沼たんぼ」です。今日は、打合せの後にここに行ってきました。
 この見沼たんぼ、さいたま市近辺の方にはきっと有名ですが、茨城県民である私は知りませんでした。さいたま市と川口市にまたがる、南北約14km、外周約44km、面積約1257.5haの広大な自然保存区域です。芝川と加田屋川の周辺のV字型のエリアで、現在は自然公園や学校、田畑、荒地などになっています。歴史は古く、現在の形になったのは江戸時代の享保年間に開拓されて水田になってからだそうです。
 自然が多く残され、ステンドのモチーフに事欠かないと思い、スケッチブックを持って、行ってきました。
 まず、東エリア。市民の森では、遠足の子供たちが「達磨さんが転んだ」に興じていました。

 柴川の土手は、古い見沼たんぼのあり様を残しています。

 湿地帯の面影を残す見沼自然公園では、葦と睡蓮の池を写生してきました。

 土手には、遅い彼岸花が咲き乱れていました。

 見沼たんぼは、鷺で有名で、アマサギをいう珍しいオレンジ色の鷺も居るらしいのですが、残念ながら見られませんでした。
 工房に帰って、この自然をデザインに盛り込みます。仕事ではありますが、秋を満喫してきました。