ヒマワリの丸いステンドグラスは、組み立て工程

ステンドグラスの最終段階、組み立て=ハンダ付けに入っています。ヒマワリと枝垂れ桜の2作品をほぼ同時に制作しています。まず、ヒマワリからハンダ付けです。

台紙の上にコパーテープを貼り終えたガラスピースを並べていきます

台紙の上にコパーテープを貼り終えたガラスピースを並べていきます

台紙の上にピースを並べていくと、ジグソーパズルのように徐々に絵が出来上がってきてワクワクします。

セレニウムイエローのガラスは美しいです。

セレニウムイエローのガラスは美しいです。

コパーテープの上にハンダを載せて行きます。これで、ピースが繋がり、一枚の絵になります。

コパーテープの上にハンダを載せて行きます。これで、ピースが繋がり、一枚の絵になります。

ステンドグラス作りにおけるハンダ付け作業は、早いほど良いです。約1日でハンダを終わらせます。

丸いステンドグラスは、コパーテープ巻をしています

切ったガラスピースの一個一個に、コパーテープを巻いていきます。コパー=銅のテープには粘着剤が付いていて、ガラスピースの切断面に貼り付けることが出来ます。コパーテープ技法のステンドグラスでは、ガラスカットよりこの工程をより綺麗に仕上げなければなりません。何故ならば、この後流し込むハンダの美しさが、テープの貼り具合で決まるからです。

糊の面が黒い色をしたコパーテープです。

糊の面が黒い色をしたコパーテープです。これをガラスピースの周囲に貼り付けていきます。

数百個のピースにテープを貼り、ヘラでしごいて密着させる作業が施されます。

テープを貼り終えたピースたち

テープを貼り終えたピースたち

 

和風ステンドグラス 丸型2作目に入る

しばらく制作が続いています「ひまわり」のステンドグラスは、花の中心部の絵付けをしました。

ヒマワリの周囲を囲む黄色い花弁は、比較的形を作りやすいのですが、中心部のこんもりしたところは、いつも悩みます。

今回は、アンバー(琥珀色)のガラスに、薄く絵付けしました。ドーナツ状の模様を絵付けで表現しています。

ヒマワリの花の中心部は、アンバーのガラスに淡い絵付けを施しています

ヒマワリの花の中心部は、アンバーのガラスに淡い絵付けを施しています。写真は焼成前の窯の中の様子。

さて、ヒマワリのカットが終わった時点で、次の丸いステンドグラスにも取り掛かっています。「枝垂れ桜と富士山」です。

「枝垂れ桜と富士山」の原画

「枝垂れ桜と富士山」のステンドグラスの原画

もっとも難しいのは、枝垂れ桜の花を、いかにしてふんわり見せるかです。ピンクのガラスを不定形の雲形に切って表現します。

高価なゴールドピンクのアンティークガラスを使い、桜の花を作ります

高価なゴールドピンクのアンティークガラスを使い、桜の花を作ります

和風ステンドグラス「ヒマワリ」は、ガラスカット中

直径50cmの丸いステンドグラスは、ヒマワリのデザインですが、水墨画風に葉や茎はグレーのガラスで表現します。花は、黄色です。

使用しているガラスは、9割がドイツのランバーツ社が作るアンティークガラスです。アンティークと言っても、製造時の宙吹き技法がアンティークなだけで、ガラスそのものは新品です。そのアンティークの中でも、ピンクの次に高価な「セレニウム・イエロー」を使用しています。セレンと言う元素が高いのか、セレニウム系(イエロー、オレンジ、朱赤)は皆、面積単価が他の色の数倍高いです。

ヒマワリの花びらのガラスは、高価なアンティークガラスのセレニウムイエロー

ヒマワリの花びらのガラスは、高価なアンティークガラスのセレニウムイエロー

セレニウムカラーに勝る美しさは無いので、惜しげもなく使います。

葉と茎は、グレーの3階調で表現します。全体に、落ち着いた色調になると思います。

ヒマワリの葉のガラスは、グレーです。

ヒマワリの葉のガラスは、グレーです。

ヒマワリのステンドグラスを制作開始

直径50cmの和風のステンドグラスを制作しています。

題材はヒマワリとトンボです。

原画は水墨画で描きました

原画は水墨画で描きました

トンボはアキアカネのつもりです。これで、夏から秋にかけて飾れるデザインとなりました(施主さんのアイディアですが)。

型紙を作り終ったところです

型紙を作り終ったところです

原画を基に、型紙を作り、ガラスカットに入ります。

フュージング画でシャムネコ

工房のシャムネコ「むぎ」を写生して、80cmの大判のフュージング画にしています。

原画は、水彩画です。「むぎ」がうつむいているところ

原画は、水彩画です。「むぎ」がうつむいているところ

原画は、猫の色をオレンジと黄色のツートンにしています。こんなシャムネコいませんけどね。

80cm×40cmの大判の板ガラスに、色ガラスのフリットを載せて、フュージング画にしています。

4回目の焼成かな。色数が増えて、幻想的な雰囲気を漂わせています

4回目の焼成かな。色数が増えて、幻想的な雰囲気を漂わせています。

猫のふんわりとした雰囲気を、作品に出したいです。