龍ケ崎市ふるさと納税返礼品「緑の釣鐘ランプ」完成

龍ケ崎市ふるさと納税返礼品「緑の釣鐘ランプ」

龍ケ崎市ふるさと納税返礼品「緑の釣鐘ランプ」

龍ケ崎市のふるさと納税返礼品として制作しました。「緑の釣鐘ランプ」と題するこのランプは、シェード部分がスケルトンのガラスフュージングタイル4枚で構成されています。

※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。

フュージング画「蓮 “Lotus”」完成

フュージング画「蓮」

フュージング画「蓮」

比較的カラフルで華やかなフュージング画「蓮」です。サイズは、ガラス本体: 横396mm×縦696mm×厚5mmです。手前の蝶や花が大きく、従来よりも遠近を効かせています。

ガラスフリットを大胆に使って着色した、意欲作です。

フュージング画「蓮」を白壁の前に置いて撮影

フュージング画「蓮」を白壁の前に置いて撮影

この作品の詳しい記事は、グラス工房達風のギャラリーページで。

フュージング画「蓮」はいよいよ完成

蓮とアゲハチョウのフージング画が最終の焼成に入っています。

グリザイユを使っての輪郭描きを焼成した後、陰影を施して、これを焼成すれば完成です。

輪郭の終わった作品に、グリザイユで陰影を付けています

輪郭の終わった作品に、グリザイユで陰影を付けています

陰影は、黒いグリザイユでグラデーションを着けて、絵柄を立体的にする作業です。バジャーという大きな刷毛で、水溶きグリザイユを延していきます。この時、刷毛ムラが出ないように、そして綺麗にグラデーションが出るように刷毛を動かすのが難しいです。

焼成後はこの通り。これで完成です。

焼成してグリザイユを定着させたものがこちらです。花弁の丸みがわずかに感じられると思います。これで完成です。

綺麗に出来上がりました。

ステンドグラス「グリーン」を据え付けてきました

6枚一組の大判ステンドグラス「グリーン」を今日、取り付けてきました。といっても、私は運搬+口出し担当で、実際の作業は工務店さんにやってもらいました。

吹き抜けの高所でしたので、足場が組まれました。そして最初の作業は、奥の方の押し縁と中板の取付です。

奥の押縁を固定している様子

奥の押縁を固定している様子

次に、いよいよ6枚のステンドグラスを持ち上げて、固定です。

大工さんが取り付けてくれています。

大工さんが取り付けてくれています。

見事に着きました。色鮮やかです。

見事に着きました。色鮮やかです。

10時から14時の4時間で無事完了しました。お疲れ様でした。

大迫力の「グリーン」がリビングに出現しました。

大迫力の「グリーン」がリビングに出現しました。

フュージング画「蓮」は3回目の色付け焼成

ガラスフリットを載せて焼成するタイプのフュージング画は、1回に載せられるフリットの量に限度があります。ですので、数回焼成を繰り返して、フリットを重ねていきます。

これは、一度にたくさん載せると割れやすくなるというハード面と、一度に載せると描画の修正が効かないというソフト面の二つの理由があるからです。特に後者が重要で、焼き上がりの色合いを見ながら、微妙なフリットワークで仕上げていきます。

3回目のフリット載せ直後の写真です。

3回目のフリット載せ直後の写真です。フリットのざらざら感が分かると思います。

3回目の、微調整段階に入ったフリット載せです。緑の葉の上にアンバーやピンクなどをわずかに載せて、複雑感を出します。花のピンクの上にも赤やブルー、紫のフリットをスパイスのように散りばめます。

3回目の焼成後です。色も濃くなっています。

3回目の焼成後です。色も濃くなっています。背景部分のターコイズも1色ではないことが分かると思います。まさに複雑。

制作も後半に入ります。

フュージング画「蓮」の制作開始

ガラスフリットを使った幻想的な「蓮」のフュージング画を作る計画がスタートしました。

厚さ4mmのベースガラスに様々な色のガラスフリットを散りばめ、夢の世界を描いていきます。

透明のベースガラス上に、カラフルなガラスフリットを載せて行きます

透明のベースガラス上に、カラフルなガラスフリットを載せて行きます

ガラスフリットは、暖色系はほとんどが最初透明っぽい色をしています。ですので、フリットを載せた状態では、あっさりした印象です。

窯に入れて1回目の焼成です

窯に入れて1回目の焼成です

窯に入れて1日、ゆっくり焼成します。

焼成後です。焼成することにより、ピンクや黄色、オレンジなどが、鮮やかに発色します。

焼成後です。焼成することにより、ピンクや黄色、オレンジなどが、鮮やかに発色します。

他の色が複雑に混ざり合うように、あと数回、フリットの焼成を繰り返します。