小型ステンドグラスランプ「青のカラフルランプ」制作

高さ30cm足らずの小型のテーブルランプを作っています。中途半端に余ったガラスを利用します。余ったとは言え、ガラス素材は一級品です。ステンドグラスランプは小さくても、部屋の片隅にあっても存在感が有るので好きです。

ボール紙で作ったモールド

ランプシェードはコロッとしたラグビーボールのような楕円形です。まず、厚紙でモールドを作り、デザイン(図面)から制作に入る間の確認作業に使います。

ガラスピースはすべて台形ですので、カットは楽です。カットしたガラスにコパーテープを巻いて、組み立てに入ります。

1個あたり30ピースを使います。その全てにコパーテープを巻きます

1個あたり30ピースを使います。その全てにコパーテープを巻きます

今回、ブルーベースの数色のガラスに加え、オレンジや黄色などの補色を差し色で加えています。小さいので、せめて色で華やかさを出そうと思っています。

表のハンダ終了

表のハンダ終了

ハンダ付けは、先程のモールドにガラスピースをセロテープで仮止めしながら行います。小さいですが、丸くて安定しないので、ハンダ付けは簡単ではありません。

下の写真が、完成した「青のカラフルランプ」です。販売対象ですので、よろしくお願い致します。

ステンドグラス「青のカラフルランプ」

八咫烏のステンドグラス制作 組み立て中

八咫烏と鶴のステンドグラスは、制作終盤、組み立てに入っています。

ガラスピースのカットと、周囲の研磨が終わり、切断面に銅テープ(コパーテープ)を巻いています。

ガラスピース一つ一つに銅テープを巻いています。向こうに見えるのは青い空のピース

銅テープが巻き終わると、いよいよ組み立てです。台紙の上にピースを並べていくと、作品の全容が見えてきます。

台紙の上に「八咫烏」のステンドグラスが現れます

ピースを置いていくにつれ、台紙の上に「八咫烏」のステンドグラスが現れてきます

銅テープ部分にハンダ付けをすると、がっしりとした1枚の絵になります。

並べ終わりました

並べ終わりました

ハンダ付けが進んでいます

銀色の部分はハンダ付けが進んでいます

以下が完成した作品です。詳しくは、グラス工房達風の本サイトを御覧ください。

「八咫烏」ステンドグラスの完成写真

八咫烏のステンドグラス制作 ガラスカット中

八咫烏と鶴が飛翔するユニークな題材のステンドグラスを作っています。八咫烏は3本足で、日本の信仰上の鳥でもありますね。

ステンドグラ制作の工程は、ガラスカットに入っています。10色ばかりのガラスを使います。

鶴の羽根の一部にはグレーを使います

鶴はグレーのガラスと、オパック(半透明)処理したクリアガラスを使います。空と海はトーンの異なるブルーです。

切り終わったガラスは型紙と一緒に管理します

八咫烏のステンドグラス制作開始

昨年はFIFAサッカーワールドカップで日本チームが決勝トーナメントに進みました。ドイツ、スペインに勝利する快挙もありました。日本チームのユニフォームにも描かれている八咫烏と、同じくユニフォームの折り鶴にちなんだ鶴の絵柄をおりこんだデザインでステンドグラスを作っています。

八咫烏のステンドグラスの型紙

八咫烏のステンドグラスの型紙

縦1m超の大判のステンドグラスです。3羽の鶏が飛翔するデザインで、令和5年を元気にスタートさせます。