フュージング画の表札は、1回目の焼成が終わり、オオハシの柄を描くべく、薄板ガラスを切っています。
ガラスを切って、ルーターで磨きながら、各ピースとの隙間が限りなくゼロになるように整形します。その後、2回めの焼成です。
この後、名前などの文字をグリザイユで書き込みます。今晩、これも焼成します。
注文制作の「藤」という、新しい作品に取り掛かりました。お客様はリーピーターで、大変嬉しいです。和風の構図ですが、今回は色数は多めで、葉がグリーンで総天然色に近いです。
原画は、いつものように墨をすって、水墨画です。
横41cm☓縦70cmで、比較的小さいので、ピース数を抑えるのに苦労します。藤は特に油断しているとピース数が増えてしますので、小さい作品ほど苦心します。
型紙が、以下のように出来上がりました。
上図の縮小版型紙を拡大コピーして、実寸大の型紙を作りました。
さて、いよいよガラスカットです。
ところで、YouTubeの私のチャンネルに、新しい動画をアップしました。
詩情を込めて椿とふくら雀と蹲(つくばい)を題材にしたステンドグラスが完成しました。
冬から初春を題材にした、龍ケ崎市のふるさと納税返礼品経由で作らせて頂いたオーダーメイドステンドグラス「椿」です。
この絵の景色を直接見たわけではないのですが、こんな情景があったらなんかホッとするだろうなあ、と思ってデザインしました。
※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。