オーダーメイドの和風ステンドグラスの制作が続いていますが、これは今年に入って3作目「椿」です。
原画は、例によって水墨画で描きました。それを下敷きに、ライトボックスの上でパターン(ステンドグラスを作るための型紙)に描き変えていきます。
まず最初は、原画の輪郭をそのままトレースします。次に、ガラスが切れるように、補助線を入れ、輪郭を修正していきます。
最後に、原寸大に拡大コピーしてパターンの完成です。
今は冬ですが、秋を題材にした作品が完成しました。龍ケ崎市のふるさと納税返礼品で作らせて頂いたオーダーメイドステンドグラス「コスモス」です。
ピンクの濃淡、そして白の花弁が軽やかなコスモスです。コスモスは葉も細くて繊細です。ステンドグラスでは「繊細」が最も手強いテーマです。なんといっても、ハンダ線のくっきりとした重々しい輪郭が、この工芸手法の特徴ですから。一応、葉も細め細めに繊細なピースで表現しました。
※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。
龍ケ崎市のふるさと納税返礼品で作らせて頂いたステンドグラスパネルが、ついに完成しました。横長の「カキツバタ」です。
池のそばの藤蔓に止まったカワセミと、池のカキツバタです。カキツバタは、風に揺れ、カワセミはじっと魚を狙っています。
※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。