ステンドグラス「ペガサスとベレロポーン」はガラスカット中

「ペガサスとベレロポーン」と、「パンドラの壺」という同サイズのステンドグラスを並行して制作しています。両方とも、ギリシャ神話をモチーフにしていて、イソップ物語のような教訓があるのが面白いです。

ペガサスの胴体のガラスと上に乗せた型紙

ペガサスの胴体のガラスと上に乗せた型紙

ほとんどのピースが緑や青緑なので、同じようなピースで工房があふれかえっています。

ペガサスの鬣部分

ペガサスの鬣部分

ペガサスの翼部分

ペガサスの翼部分

カットしたガラスは、ルーターという電動砥石で、断面を研磨します。もともと1枚だったガラスを細かくカットし、研磨し、また繋ぐ。矛盾したような作業が延々続きます。

ガラスピースの一部、馬や人物にはオパック処理を施します。これで、完成時にこの部分だけ美しく引き立ちます。背景との違いを出すための、大事な工程です。

電気釜でオパック処理

電気釜でオパック処理

ステンドグラス「アガパンサス」が完成

ステンドグラス「アガパンサス」

ステンドグラス「アガパンサス」

龍ケ崎市のふるさと納税返礼品でオーダーメイドステンドグラスを選ばれた東京の個人からのご注文。2枚一組のステンドグラス「アガパンサス」(サイズ:705mm×695mm×2枚)が完成しました。上部が遠景、下部が近景です。池に浮かぶ睡蓮と池の岸に生えるアガパンサス。アガパンサスは大きなヒガンバナのような花です。

この作品の詳しい記事は、グラス工房達風のギャラリーページで。

ステンドグラス「アガパンサス」は、組み立て工程です

上下2枚一組のステンドグラス「アガパンサス」は、各ピースのテープ巻きが終わり、組み立て工程に入っています。台紙の上にピースを並べ、ペーストフラックスを塗布して、いざハンダ付けです。

ステンドグラス「アガパンサス」はハンダ付け工程です。

ステンドグラス「アガパンサス」はハンダ付け工程です。

あと1週間ほどで完成です。

ステンドグラス3作の原寸型紙を制作中

ステンドグラス「バラ窓」「ペガサスとベレロポーン」「パンドラの壺」の3作を並行して制作中です。現在、原寸大の型紙が完成し、これからピースに切り刻むところです。

円形ステンドグラス「バラ窓」は、直径70cmです。

バラ窓の原寸型紙

バラ窓の原寸型紙

ギリシャ神話に取材するステンドグラス「ペガサスとベレロポーン」は縦1.1mの大判です。

「ペガサスとベレロポーン」の原寸型紙

「ペガサスとベレロポーン」の原寸型紙

同じくギリシャ神話に基づくステンドグラス「パンドラの壺」も縦1.1mです。パンドラの箱でなく壺と言うのがミソです。壺がオリジナルらしいですね。

「パンドラの壺」の原寸型紙

「パンドラの壺」の原寸型紙

ステンドグラス「ペガサスとベレロポーン」の型紙制作中

大判のステンドグラスパネル「ペガサスとベレロポーン」の型紙を制作中です。

この題材は、ギリシャ神話です。物語の概略は...英雄ベレロポーンは神からペガサスを与えられ、数々の武功を立てます。しかし、やがて増長しゼウスの怒りを買い、落馬して命を落とす。結果を出しても、謙虚でいなければいけませんね。というお話しですね。

その逸話に基づいた作品をご依頼により、制作しています。

ペガサスに乗る英雄ベレロポーンの絵を、型紙にデザインしています

ペガサスに乗る英雄ベレロポーンの絵を、型紙にデザインしています

ギリシャ神話シリーズも、だんだんに増えてきました。作っていて、夢が広がり、楽しいです。

ステンドグラス「アガパンサス」はガラスカット中

2枚一組の住宅向けステンドグラス「アガパンサス」は、ガラスカットが続いています。

葉のデザインに使うランバーツ社製の緑のガラス

葉のデザインに使うランバーツ社製の緑のガラス

アガパンサスとはヒガンバナ科の菖蒲のような長い葉を持つ植物です。上の写真は、これとは別に池に浮かぶ睡蓮の葉です。

ルーターで、カットしたエッジを研磨

ルーターで、カットしたエッジを研磨

カットと研磨を並行して行っています。

アガパンサスの蕾は濃いパープルのガラス

アガパンサスの蕾は濃いパープルのガラス

全730ピースのカットと研磨が続きます。

ステンドグラス「アガパンサス」の制作開始

2枚組のステンドグラス・パネル「アガパンサス」の制作が始まりました。

アガパンサスは、ヒガンバナ科の花で、紫色の花が鞠状に咲きます。

現在、型紙制作が終わり、ガラスカットに入るところです。

ステンドグラス「アガパンサス」の型紙

ステンドグラス「アガパンサス」の型紙

大きさは70cm四方のパネルで、これが上下2枚一組で、風景画になります。

数種類の緑色のガラスを用意。ランバーツ社のアンティークガラスです。

数種類の緑色のガラスを用意。ランバーツ社のアンティークガラスです。

ピース数は多く、時間がかかりそうです。

ステンドグラス「グリーン」を据え付けてきました

6枚一組の大判ステンドグラス「グリーン」を今日、取り付けてきました。といっても、私は運搬+口出し担当で、実際の作業は工務店さんにやってもらいました。

吹き抜けの高所でしたので、足場が組まれました。そして最初の作業は、奥の方の押し縁と中板の取付です。

奥の押縁を固定している様子

奥の押縁を固定している様子

次に、いよいよ6枚のステンドグラスを持ち上げて、固定です。

大工さんが取り付けてくれています。

大工さんが取り付けてくれています。

見事に着きました。色鮮やかです。

見事に着きました。色鮮やかです。

10時から14時の4時間で無事完了しました。お疲れ様でした。

大迫力の「グリーン」がリビングに出現しました。

大迫力の「グリーン」がリビングに出現しました。

ステンドグラス「グリーン」完成

ステンドグラス「グリーン」

ステンドグラス「グリーン」

770mm×980mm×6枚の大作「グリーン」が完成しました。オーナーさんのリクエストにより、大好きなゴルフ場をステンドにしました。フェアウェイとグリーン、そして池と樹木を、遠近法を駆使して描きました。芝目のゼブラ模様もしっかり表現しました。

これを取り付けると、壁一面のフェアウェイでしょう。

この作品の詳しい説明は、グラス工房達風のギャラリーページで。

ステンドグラス「グリーン」完成

6枚一組のステンドグラス「グリーン」が無事完成しました。デザイン期間含めて3ヶ月間の長丁場でした。

組立て後の確認作業

組立て後の確認作業

人の絵も入っていて楽しいデザインです。グリーンの意味が大体お分かり頂けたかと思います。

小さく人物も入っています

真鍮ブラシと洗剤で洗浄中。小さく人物も入っています

小動物もいます。

木に登るリス

木に登るリス

全体像は、近々、正式サイトに載せますね。