工房兼自宅の郵便受けについていた表札を新しくしました。
工房の看板は別にあるのですが、郵便受けが取り付け後14年を経て汚くなったので、ペンキを塗り直し、そして表札も一新しました。フュージングで「悪ノリ猫」を伴ったデザインで作りました。
最近、悪ノリ猫シリーズの家型ステンドグラスランプを量産しています。まあ、色々アイディアが浮かぶのと、作り置きしておくと結構売れるので、暇な時の自主制作に向いています。
ステンドグラスといっても、家の各面はフュージングタイルという電気窯で焼成して作るガラス単板です。透明ガラス板の上に、カラフルなガラスフリットを敷き詰め、焼きます。その後、ユーモラスな猫たちを絵付けするわけです。
各面は、接客中の猫や、ケーキ製作中のパティシエ猫が、可愛く描いてあります。
家型のステンドグラスはわりとポピュラーな部類になりますが、私が作るのは、全面重厚なフュージングタイルでできています。まずこのフュージングを作るところから作業は始まります。
ガラスタイルには、白のガラスパウダーや、色とりどりのガラスフリットを載せて、数回に分けて電気釜で焼成します。最後に、グリザイユという顔料で悪ノリ猫たちを描いて焼成します。
フュージングタイルを真鍮棒とハンダで組み立てて完成です。中に電球をつけたランプベースを置けば、素敵なランプの置物です。絵柄は、個性豊かな悪ノリ猫が住む6室の外観です。読書をしたり、ワインを飲む猫もいます。
額縁の中に特殊な反射構造でLEDを仕込んだ、「LEDステンドグラス」を開発しました。ステンドパネルの真後ろにLEDがあるわけではありません。周囲の額縁の中にぐるりと無数に取り付けてあります。
LEDはRGB3原色を備えていて、その合成で無限の光色を発することができます。備え付けのコントローラーで、時間とともに色が変化する幻想的な発色が可能です。
もちろん、オーソドックスな単色の固定モードもありますので、単純に白色光で照らし続けるのも良いでしょう。
ステンドグラス本体は、従来のフュージング画ですので、窓辺に吊るして自然光(透過光)で見るのもよし、白壁の前に吊るして室内光(反射光)で見るのも良しです。
光源を代えれば、色々な表情を見せてくれる「LEDステンドグラス」です。
お値段は、光源無しバージョンと、有りバージョン(LEDステンドグラス)の2種類で、後者が1万円(税込み)高いです。でも、お店に一個あると、かなりインパクトありますよ。
※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。
自主制作のわるのり猫シリーズの無鉛ステンドグラス(フュージング画)です。額のサイズは、縦47cm×横68cm×厚3cmです。月夜に猫たちが弦楽四重奏を演奏している町は、ヨーロッパに実在する有名な町です。
※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。
「わるのり猫シリーズ」のフュージング画(無鉛ステンドグラス)です。月夜に、猫たちが地下鉄の操車場に集いライブをしています。額のサイズは、横47cm×縦68cm×厚3cmです。
※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。
20年近く続いている「わるのり猫シリーズ」の最新作2作が完成しました。どちらもフュージング画です。木製の額も完成し、いつでも出荷できます。ただし、注文が入ればですが。
「月夜のMAMBO」(額サイズ47cm×68cm×3cm)は、キューバの下町をイメージして、人々が寝静まった夜中に集合した野良猫たちが、MAMBOを演奏し、踊る姿です。
※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。
「月夜の路上ライブ」(額サイズ47cm×68cm×3cm)は、橋のたもとでの野良猫たちのストリートライブです。橋の上には、音楽に合わせてジルバを踊るカップルがいます。
※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。
どちらも、今年の龍ケ崎市のふるさと納税返礼品になる予定です。
わるのり猫シリーズのフュージング画です。舞台はアルゼンチンの下町です。額外形: 横484mm×縦674mm×厚30mm。龍ケ崎市へのふるさと納税返礼品として制作しました。
※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風の「作品集ページ」にてご覧ください。