フュージング画「蓮」は3回目の色付け焼成

ガラスフリットを載せて焼成するタイプのフュージング画は、1回に載せられるフリットの量に限度があります。ですので、数回焼成を繰り返して、フリットを重ねていきます。

これは、一度にたくさん載せると割れやすくなるというハード面と、一度に載せると描画の修正が効かないというソフト面の二つの理由があるからです。特に後者が重要で、焼き上がりの色合いを見ながら、微妙なフリットワークで仕上げていきます。

3回目のフリット載せ直後の写真です。

3回目のフリット載せ直後の写真です。フリットのざらざら感が分かると思います。

3回目の、微調整段階に入ったフリット載せです。緑の葉の上にアンバーやピンクなどをわずかに載せて、複雑感を出します。花のピンクの上にも赤やブルー、紫のフリットをスパイスのように散りばめます。

3回目の焼成後です。色も濃くなっています。

3回目の焼成後です。色も濃くなっています。背景部分のターコイズも1色ではないことが分かると思います。まさに複雑。

制作も後半に入ります。

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