作品集 gallery無鉛ステンドグラス(フュージング)

1330「泰山木」

1330無縁ステンドグラス「泰山木」

ある方に見事な泰山木の枝を頂き、絵心を動かされ、制作しました。 泰山木はモクレン科の木で、木蓮やコブシ、大山蓮華と同じ仲間です。 そう書くと、泰山木は日本のあるいはアジアの固有種かと思われますが、実は北米が原産らしいのです。 アメリカ南部を代表する花ということです(ウィキペディアより)。 日本には明治はじめに入ってきました。
さて、この豪華な花をどう料理してフュージング画にするかですが、裸婦とのコラボを考え、 多少縮尺に自由な発想を入れて、裸婦を配置しました。
基調色はオレンジで、赤や黄色も使いました。 これらの色のガラスパウダーは、ストライカーといって、加熱するまで色が有りません。真っ白の砂糖のようです。 ですので、制作中、ガラス上に茶漉しで振り掛けて積層するのですが、どの程度載せたのかその濃さがまったく判らないのです。 ですので、どうしても1回に載せる量が控えめになり、十分に着色できないのです。 何度も何度も、繰り返しパウダーを載せては焼成し、様子を見ながら仕上げました。

この作品は、木製の額縁に入った状態でお届けします。 ですので、窓辺や、壁に添って吊るして飾ってください。
背後から差し込む光があっても、また無くても、色々な表情で楽しませてくれます。

サイズ: ガラス部分:横76cm×縦46cm×厚5mm
額縁外形:横82cm×縦52cm×厚3cm
設置場所: (例1)白壁の前に吊るす
(例2)窓辺に吊るす
制作経緯: 自主制作
制作過程: 詳しくはブログの記事で
制作年度: 2012年

1330「泰山木」(白壁の前で撮影)
達風ステンドグラス「泰山木」(白壁の前で撮影)

1330「泰山木」(額入り)
達風ステンドグラス「泰山木」(木製額に入った状態)

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