ラブリー猫のステンドグラス「ごはんまだ」制作中

工房のシャムネコ兄弟をモチーフにしたシリーズ「ラブリー猫」というのがかつてあったのですが、今回はその復刻制作です。今は工房の猫は3匹ですが、この猫たちが人間の気配を感じると、どこからともなく集まりお皿の前で待ち構える姿が、いつも可愛いと思っています。

ステンドグラス「ごはんまだ」の型紙

ラブリー猫シリーズのステンドグラス「ごはんまだ」の型紙

油絵のF-4号サイズですので、さほど大きくはありませんが、ステンドグラスの美しさと比較的リアリティーを追求したデザインが好評で、今まで8枚制作してきました。

型紙と使用する板ガラス

型紙と使用する板ガラス

今回のご依頼主さんは、カフェに飾られるそうです。以前に1枚ふるさと納税の返礼品としてご購入済みですので、今回は2枚めのご注文です。

ガラスをカットしています

ガラスをカットしています

組み立て工程のラブリー猫・ステンドグラス

組み立て工程のラブリー猫・ステンドグラス

今年最後の注文制作になると思います。

オーダーメイドステンドグラス「孔雀」はハンダ付け中です

割とカラフルなステンドグラス「孔雀」は、組み立てのハンダ付け中です。

孔雀の羽根の部分をハンダ付け

今回はピースが細かいので、半田線は極力細くしています。

ステンドグラスらしくなってきました

ステンドグラスらしくなってきました

ハンダ付けが終わったら、洗浄→黒染めでいよいよ完成です。

完成したステンドグラスパネル「孔雀」

オーダーメイドステンドグラス「孔雀」はコパーテープ巻いてます

孔雀のステンドグラスは、ピースの研磨が終わり、縁にコパーテープ(銅テープ)を巻き始めました。1個1個丁寧に、そして素早く巻いていきます。テープには粘着剤がついているので、ガラスに容易に張り付きます。

ガラスピースにコパーテープを巻いています

約400ピース全部にテープを巻き終えたら、いよいよ最終段階、組み立てです。

まずは、台紙上の所定の位置にピースを並べていきます。

ピースを台紙の上に並べています

全体像が現れて、一番わくわくする瞬間です。

孔雀のステンドグラスの全ピースを並び終えました

ちなみにコパーテープを巻いているところの動画はコチラ↓

オーダーメイドステンドグラス「孔雀」はガラス研磨しています

ガラスピースのカットもほぼ終わり、ルーターでの研磨作業に入っています。

孔雀の尾羽のピースの最終カット

背景の大判ピース

背景の大判ピース。フュージングで黄色い色ガラスが被せてあります。

ガラスピースはカット段階で型紙より若干小さめにしているので、研磨作業では多くは削りません。ナイフエッジを平にして、後の工程のコパーテープがつきやすくするのが目的です。

ルーターで研磨中

ルーターで研磨中

研磨が終わったピースたち

研磨が終わったピースたち

注文ステンドグラス「孔雀」の羽毛をフュージングで作る

孔雀の目玉のような羽毛は、どうしてもフュージングで1ピース1ピース作る必要があるので、今日はその模様です。

透明ガラスの上にカラフルなフリットを孔雀の羽毛模様になるように載せます。この時点で4色載っています。

フュージングは同種のガラス同士を電気窯で融かして一体にする技法です。今回のように市販されていない板ガラスを自作するときにも用います。

電気釜に入れてこれから焼成をします

電気釜に入れてこれから焼成をします

まるまる1日かけて焼成すると、薄かったオレンジが鮮やかに発色します。

オレンジは焼成することによって発色します

オレンジは焼成することによって発色します。左は桜の花に使います。

あとは、型紙に沿ってピースに切り分けていきます。

ガラスカットすると目玉の羽毛の出来上がり

ガラスカットすると目玉の飾り羽毛の出来上がり

オーダーメイドステンドグラス「孔雀」の型紙制作中

縦84cmの大判のステンドグラス「孔雀」の制作に入っています。

ステンドグラス「孔雀」の実寸型紙

今回は当工房にしては珍しく、天然色です。天然色という言葉もなにか古めかしいですが、水墨画風のグレー主体ではなく、モチーフの色を比較的忠実に表現しています。

型紙をピースごとに切り分けています

型紙をピースごとに切り分けています

特に、孔雀の飾り羽にはフュージングを取り入れて、1ピースの中に複数色を入れる予定です。ピースの焼成作業が数度入るので、今回は時間がかかりそうです。

1時間かけて、全部切り終わりました

1時間かけて、全部切り終わりました

大型オーダーメイドステンドグラスのデザイン

久しぶりに絵筆を持って、ステンドグラスの原画デザインをしました。白樺林をメインに、小動物などを配する予定です。縦2mx横50cmの窓が3連です。

ステンドグラス原画「白樺林」

制作開始は今年末になりそうです。

ステンドグラス入門者向けにランプの動画UP

YouTubeに「ステンドグラス制作入門:簡単かわいいランプ編」をアップしました。全8タイトルで、全体で2時間以上の内容です。道具に触れたことのないビギナーさんにもわかりやすいように、用具や専門用語の解説から入っています。独学者でも十分理解できる、手取り足取りの解説だと思っています。よろしければ御覧ください。

課題作の「桜貝のランプ」

このランプのパターンを以下で販売しています。

・パターン集「#6:モールド不要のランプ9作《初級者用》」
※ヤフーショップでも扱っています

和風ステンドグラス「松と鶴」は組み立て段階です

オーダーメイドのこのステンドグラスは、私にとって初めてのモチーフが2つも入っています。松、そして鶴(タンチョウ)。絵柄としては狩野派などが採り上げた典型的な日本画の定番です。ですが、ご依頼がなかったので、今まで作りませんでした。現在、当該作品は組み立て段階ですが、この時点で「これはイイ」という感触を得ています。鶴は、絵になりますね。

和風ステンドグラス「松と鶴」

和風ステンドグラス「松と鶴」
点ハンダ中

タンチョウの絵柄が映えるステンドグラス

タンチョウの絵柄が映えるステンドグラス

ハンダ付けは2日で終わり、洗浄と黒染めに入っています。この2週間、集中して取り組んできたので、今月中に仕上がる予定です。

ハンダ線の黒染めが終了したステンドグラス「松と鶴」

ハンダ線の黒染めが終了したステンドグラス「松と鶴」

和風ステンドグラス「松に鶴」を作っています

題名からして和風な「松に鶴」はオーダーメイドのステンドグラスです。サイズは幅45cmx縦70cmと中規模のパネルです。

ステンドグラス「松に鶴」の型紙

ステンドグラス「松に鶴」の型紙

鶴はタンチョウです。松の下にタンチョウがいる構図は、古来日本画の中で描かれ続けていますが、私の知る限りタンチョウは開けた平原や湿地帯にいるので、松の下にはめったにいないと思います。

ガラスカット用の型紙

ガラスカット用の型紙

ほぼすべてが、グレーかクリアのガラスですので、見た目は地味です。ですが、格子状の背景処理もあって、落ち着いたモダンなステンドグラスになると思います。

グレーのアンティークガラス

グレーのアンティークガラス