オーダーメイドのステンドグラス「つばき」はガラスカットが続いています。全385ピース/全10色のガラスを切っています。
和風ステンドグラスは、総じて複雑な形状で、凹カーブも多く苦労します。しかし、業務としてステンドグラスを作る場合、時間をかけるとその分コストアップになるので、如何に短時間でカットできるかが問われます。
最も重視するのは、研磨の時間をほとんどかけないように、ガラスカット段階で正確に切ることでしょうか。
今は冬ですが、秋を題材にした作品が完成しました。龍ケ崎市のふるさと納税返礼品で作らせて頂いたオーダーメイドステンドグラス「コスモス」です。
ピンクの濃淡、そして白の花弁が軽やかなコスモスです。コスモスは葉も細くて繊細です。ステンドグラスでは「繊細」が最も手強いテーマです。なんといっても、ハンダ線のくっきりとした重々しい輪郭が、この工芸手法の特徴ですから。一応、葉も細め細めに繊細なピースで表現しました。
※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。
龍ケ崎市のふるさと納税返礼品で作らせて頂いたステンドグラスパネルが、ついに完成しました。横長の「カキツバタ」です。
池のそばの藤蔓に止まったカワセミと、池のカキツバタです。カキツバタは、風に揺れ、カワセミはじっと魚を狙っています。
※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。