作品集 gallery無鉛ステンドグラス(フュージング)

17418フュージング画絵皿「コスモス、枝垂れ桃、秋の紫峰」

この作品は、地元龍ケ崎市の要請で、ふるさと納税(ふるさと龍ケ崎応援寄附制度)のために、 返礼作品として特別に制作したものです。一点もののハンドメイド品です。ふるさと納税のために制作しましたが、工房でも同時に販売しています。
8~12種類の色ガラスで彩色し、美術絵皿に仕上げています。直径1mmほどの色ガラスの粒をベースガラス上に高温で融着させ、点描画のように描いているところがこのシリーズの特長です。輪郭線は、グリザイユと言う金属粉を主原料にした顔料で、なでるようなさり気無さで描いています。 このグリザイユも740℃という高温でガラス面に焼き付けてあり、その比重でガラス内分に浸透していますので、剥がれる心配はありません。
観賞美と実用性を備えた、一点物の絵皿をどうぞ窓辺や食卓に飾ってお楽しみください。 バックライト付き特製スタンドも付属していますので、インテリアランプとしてもご使用いただけます。

「1.コスモス」 地元龍ケ崎の玄関口と言えば、JR常磐線の龍ケ崎市駅です。 この駅の東口から、市の中心街に向けて1本の太い道路=龍宮通りが通っています。 何時の頃からかは知りませんが、ボランティアの方々がこの道路に沿って、数キロに渡って路肩に草花を植えてくれるようになりました。 とても手入れが行き届き、四季折々に美しい花を咲かせます。 1種類の花を統一的に植えるので、景観デザイン的にも優れています。

「2.枝垂れ梅」 主に花を観賞する桃の品種に「源平桃」というものがあります。 1本の木に、白と赤との花が咲き分かれ、見た目がとても豪華です。 一つの花の中に、白やピンクや、赤の部分が同居しているものもあれば、単色の花もあります。 源平桃には、さらに枝垂れタイプがあります。 長く枝垂れた枝に、一列色とりどりの花を付ける様は、本当に見ていて飽きません。

「3.秋の紫峰」 龍ケ崎市内からは、筑波山と富士山の両方が望めます。 特に紫峰の雅称を持つ筑波山は、茨城県南を代表する名山で、市内からの眺めもまた格別です。
筑波山は、朝夕など色を変化させ、時に薄い青紫色を呈する美しい山です。 男体山と女体山の2つの峰を持つ形が特徴で、古くから信仰の山としても有名です。
今回晩秋をイメージし、近景に紅葉を配し、遠景に紫峰を望む構図でデザインしました。

サイズ: ガラス部分:横39×縦26×高5cm(× 厚4mm)
設置場所: (例1)白壁の前に吊るす
(例2)窓辺に吊るす
(例3)電球バックライト付きスタンド上に載せ、ランプとして使用
制作経緯: ふるさと納税返礼品(龍ケ崎市)
制作過程: 詳しくはブログの記事で
制作年度: 2015年

17418「コスモス、枝垂れ桃、秋の紫峰」「コスモス」
フュージング画絵皿「1.コスモス」

17418「コスモス、枝垂れ桃、秋の紫峰」「枝垂れ桃」
フュージング画絵皿「2.枝垂れ桃」

17418「コスモス、枝垂れ桃、秋の紫峰」「秋の紫峰」
フュージング画絵皿「3.秋の紫峰」

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