コデマリ(小手毬)と、コマドリを題材にしています。 コデマリは、細かい花がピンポン玉ほどの塊になって咲き、このピンポン玉が枝垂れた枝に列をなす、美しい花木です。 春先、この花が咲くと、若葉と白い枝が風になびき、華やいだ雰囲気になります。 コマドリはその枝の上を跳ね回っているイメージです。
花の部分は、白のリングモトルガラス、流れる雲はフィブロイドガラス、その他大部分は透明のアンティークガラスです。 リングモトルは本来ランプに用いるものですが、この輪模様がコデマリの花の塊を表現するのにもってこいだと思い、使用しました。 アンティークガラスは、ドイツのランバーツ社とフランスのサンゴバン社製で、気泡や線模様・歪みなど、手作りガラスの味わいがあります。
サイズ: | 横100cm×縦50cm ※周囲は厚さ10mmの丈夫な真鍮枠仕上げ |
設置場所: | 大阪府:住宅の屋内開口 |
制作経緯: | オーダーメイド |
制作過程: | 詳しくはブログの記事で |
制作年度: | 2018年 |
達風ステンドグラス「コデマリ(小手毬)」(透過光で撮影/背後は庭)
達風ステンドグラス「コデマリ(小手毬)」(部分拡大写真)
原画(福田 筆)