ステンドグラス作品集 gallery

18013「桜」

桜は今や、作らせて頂く作品の定番モチーフと言えるかもしれませんが、今回は800ピースを超える最大規模作品となりました。 ゴールドピンクのアンティークガラスも大変高価ですし、材料費・工数ともに、今年最高の逸品です。

桜は、その花をどう捉えてガラスピースに変換するかは、ステンドグラス作家各々が苦労するところだと思います。 花弁1枚1枚はとても小さく軽やかですが、大きく桜の「樹」で捉えると、とても力強さと言うか迫力を感じさせます。 私は、その中間的存在=枝に鞠状に咲く桜が好きですし、ガラス絵にしやすいと考えます。 これは主に染井吉野の特長でもありますが。 元来、植物を枝ぶりの面白さで描くのが好きなので、その構図が向いているのかもしれません。 今回も、枝ぶりと花数個が一塊となったピンクの「鞠」の面白さを描いてみました。

サイズ: 600×1200mm
設置場所: 千葉県: 個人宅 室内開口
制作経緯: オーダーメイド
制作過程: 詳しくはブログの記事で
制作年度: 2016年

18013「桜」(窓辺で撮影。背後に助けて見えているのは庭)
達風ステンドグラス「桜」(窓辺で撮影。背後に助けて見えているのは庭)

18013「桜」(取り付け後)
達風ステンドグラス「桜」(取り付け後)

18013「桜」(シリーズ3部作) 納品場所は、マンションの一室、玄関上り正面です。その作品の裏側は和室になっており、よってこの壁は外壁ではありません。 玄関から見ると壁の絵画、和室側から見ると、まさに掛け軸です。 この場所には、本作品を含め3作品(他に「山葡萄」と「緑のシンフォニー」)が着脱式に設置されますので、 施主様は、四季折々に付け替えて楽しまれるそうです。
(シリーズ3部作) 納品場所は、マンションの一室、玄関上り正面です。その作品の裏側は和室になっており、よってこの壁は外壁ではありません。 玄関から見ると壁の絵画、和室側から見ると、まさに掛け軸です。 この場所には、本作品を含め3作品(他に「山葡萄」と「緑のシンフォニー」)が着脱式に設置されますので、 施主様は、四季折々に付け替えて楽しまれるそうです。

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