作品集 gallery無鉛ステンドグラス(フュージング)

17422フュージング画絵皿「カトレヤ」

この作品は、地元龍ケ崎市の要請で、ふるさと納税(ふるさと龍ケ崎応援寄附制度)のために、 返礼作品として特別に制作したものです。一点もののハンドメイド品です。ふるさと納税のために制作しましたが、工房でも同時に販売しています。
8~12種類の色ガラスで彩色し、美術絵皿に仕上げています。直径1mmほどの色ガラスの粒をベースガラス上に高温で融着させ、点描画のように描いているところがこのシリーズの特長です。輪郭線は、グリザイユと言う金属粉を主原料にした顔料で、なでるようなさり気無さで描いています。 このグリザイユも740℃という高温でガラス面に焼き付けてあり、その比重でガラス内分に浸透していますので、剥がれる心配はありません。
観賞美と実用性を備えた、一点物の絵皿をどうぞ窓辺や食卓に飾ってお楽しみください。 バックライト付き特製スタンドも付属していますので、インテリアランプとしてもご使用いただけます。

ランの中のラン。ランの女王といえばカトレアでしょう。 大きさ、デザインの奇抜さ、色の豪華さ、そして希少性。まさに女王の風格です。

工房のある龍ケ崎市にはランの愛好家グループがあり、年に数度の展覧会に加え、 東南アジアの原種研究や保護のボランティアにも取り組んでいます。 栽培の技術もプロ級との評価で、一市での展覧会ではもったいないような多品種、多様の生態系のランが展示されます。

私福田も、シンビジウム、デンドロビウム、ミニカトレアなど数種のランを栽培していますが、 このグループの展覧会では、圧倒されっぱなしです。会員の方々に教わる栽培方法や、生態系の話も勉強になります。

この作品では、展覧会でのインスピレーションを基に、ピンクからオレンジ、赤、パープルのグラデーションが美しいカトレアをデザインしました。 花の暖色を際立たせるため、周囲を黒のガラスで覆い、大人の雰囲気も出してみました。 よく見ると、補色のブルーを含め数種類の様々な色のガラス粒がちりばめてあります。近くから拡大してみていただくのも面白いと思います。

サイズ: ガラス部分:横39×縦26×高5cm(× 厚4mm)
設置場所: (例1)食器として使用
(例2)電球バックライト付きスタンド上に載せ、ランプとして使用
制作経緯: ふるさと納税返礼品(龍ケ崎市)/ご提供済み
制作過程: 詳しくはブログの記事で
制作年度: 2015年

17422「カトレヤ」
フュージング画絵皿「カトレヤ」

17422「カトレヤ」(部分拡大)
フュージング画絵皿「カトレヤ」(部分拡大)

タイトルとURLをコピーしました