この作品は、地元龍ケ崎市の要請で、ふるさと納税(ふるさと龍ケ崎応援寄附制度)のために、 返礼作品として特別に制作したものです。一点もののハンドメイド品です。ふるさと納税のために制作しましたが、工房でも同時に販売しています。
8~12種類の色ガラスで彩色し、美術絵皿に仕上げています。直径1mmほどの色ガラスの粒をベースガラス上に高温で融着させ、点描画のように描いているところがこのシリーズの特長です。輪郭線は、グリザイユと言う金属粉を主原料にした顔料で、なでるようなさり気無さで描いています。 このグリザイユも740℃という高温でガラス面に焼き付けてあり、その比重でガラス内分に浸透していますので、剥がれる心配はありません。
観賞美と実用性を備えた、一点物の絵皿をどうぞ窓辺や食卓に飾ってお楽しみください。 バックライト付き特製スタンドも付属していますので、インテリアランプとしてもご使用いただけます。
地元龍ケ崎の玄関口、JR常磐線の龍ケ崎市駅から、市の中心街に向けて1本の太い道路=龍宮通りが通っています。 何時の頃からかは知りませんが、ボランティアの方々がこの道路に沿って、数キロに渡って路肩に草花を植えてくれるようになりました。 とても手入れが行き届き、四季折々に美しい花を咲かせます。 1種類の花を統一的に植えるので、景観デザイン的にも優れています。
今回絵皿のデザインとして、この街道に咲き乱れるポピーを思い浮かべ、若い女性のシルエットと共に描き込みました。 ポピーの花は、ティッシュのように軽く薄く儚げで、細長く伸びた茎の上に1輪、顔を上げて咲きます。 私はポピーを見るたびに、フランス旅行中に出会った(恐らく雑草として生えていた)休耕した畑一面に咲く赤いポピーを思い出します。 しばしこのポピーを眺め、何とも言えない旅情を感じました。
色合いとしては、アンバーと黄色を基調としました。 そこに、オレンジ色+赤の花を配置し、少量のグリーンやパープル、ピンクを広く散らしました。 若い女性のシルエットは、ポピーの精とでもしておきます。
サイズ: | ガラス部分:横39×縦26×高5cm(× 厚4mm) |
設置場所: | (例1)食器として使用 (例2)電球バックライト付きスタンド上に載せ、ランプとして使用 |
制作経緯: | ふるさと納税返礼品(龍ケ崎市) |
制作過程: | 詳しくはブログの記事で |
制作年度: | 2015年 |
ご購入方法: | ふるさと納税の返礼品として、以下のサイトからお申し込み |
フュージング画絵皿「ポピー」
フュージング画絵皿「ポピー」(部分拡大)