平成25年11月に茨城県牛久市で行われた、「第19回うしく現代美術展」に出品した作品です。
題材は、日本の神話、古事記や日本書紀の一節「天岩戸開き(あまのいわとびらき)」です。 岩戸隠れの伝説として各地に伝わってもいます。
太陽神である天照大御神が、建速須佐之男命の悪戯に驚き、天岩戸に隠れてしまいます。 地上から光が失われ、困りはてた神々が話し合ったすえ、天宇受賣命(アメノウズメノミコト)がひと肌脱ぐことになります。 長鳴鳥の鳴く中、胸と女陰を露わに、面白おかしく踊りました。 天照大御神は、外の騒ぎが気になって、岩戸を開きます。そして無事、地上に陽の光がもどります。
この天宇受賣命という神様は、美しい女神ですが、度胸の据わった頼もしい女神で、 記紀神話の中では、この天岩戸開き以外でも、天孫降臨の件などで、活躍しています。
本作品は、「フュージング画」という、色ガラスを融かして描く技法で、一枚ガラス作品として作りしました。 透明のベースガラス上に、面積の大部分は、暖色系と黒のガラスパウダーを融着させて色付けしています。 勾玉の首飾りだけ、薄板ガラスを玉の形に成形した後、融着させています。
サイズ: | ガラス部分:横47cm×縦77cm×厚4mm 額外形:横55cm×縦87cm×厚6cm |
設置場所: | (例1)白壁の前に吊るす (例2)窓辺に吊るす |
制作経緯: | 自主制作 |
制作過程: | 詳しくはブログの記事で |
制作年度: | 2013年 |
ご購入方法: | 当工房から通販で購入→まずはでお問い合わせください 198,000円(送料込) |
フュージング画「天岩戸」・木額付きでご提供します
フュージング画「天岩戸」(部分拡大)
うしく現代美術展・開会式 作品説明の様子