トマトの雨よけ

 達風農園は、全体的には順調です。ナス、ピーマン、シシトウなどの収穫が始まっています。カボチャも実を沢山付けています。
 ただ、トマトだけは「疫病」で壊滅的な打撃を受けています。6本あった各種トマトが、多かれ少なかれ被害にあっています。原因は、低温と長雨です。トマトの疫病は、地面を流れる雨水から菌が葉に付き、伝染します。株の下のほうが、黒く病変しています。

 よその畑を見てみると、雨よけを施していないトマトは、疫病に罹かっているのが多いです。
 そこで、遅ればせながら、雨よけを設けることにしました。
トマト栽培では、雨による病気や実の尻割れを防ぐため、雨よけをするのが普通です。家庭菜園用に、ホームセンターで4千円ほどで売っています。ただ、これだと長さ180cm×設置高さ180cmと小さいし、高いです。そして何より、弱弱しくて頼りない。
 で、今回は自作することにしました。
 資材は、キュウリ支柱とビニールハウス資材を使うことにしました。ビニールハウス資材は、全てのパーツが規格化されており、パイプやジョイントパーツなどが自由な組み合わせで安く買えます。ビニールシートは、トンネル用です。ロープなども含めて、しめて3,500円。大きさは、長さ240cm×設置高さ210cmです。

 久しぶりに雨があがった今日、急いで組立てです。基本的に、ワンタッチで組み立てられます。


 そして、問題はどの株にシートをかけるかです。実は、トマトに関しては病気の伝染を避けるために、場所と時期をずらして2つのブロックに植えていました。また、先達ては発病を知って、3ブロック目に苗を3本追加で植えたのです。
 そこで、最も病気が進行しているが、最も丈が伸びている1ブロック目に設けるか、またはこのブロックは見捨てて、最も新しい3ブロック目に設けるかです。
 結論は1ブロック目にしました。病気は進行していますが、小さな実も多数付いているので、これを救うことにしました。

 病変した根に近い葉と実は泣く泣く切り落とし、丸裸です。
 これで、病気の進行が止まってくれれば嬉しいのですが。
 ・・・しかし、家庭菜園にどんだけ投資してんだよ。ってことですよね。寒冷紗のトンネルも2本あるし。
元を取るのに毎年使って、数年はかかりそうです。

 別の場所では、スイカの小さな実が出来始めました。

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