大型電気炉(窯)も出来上がり、当初の目的どおり(といってもここで初めて明かしますが)、新しいガラス工芸を開拓すべく、試行錯誤を続けています。
と、まあ大げさに書きはしましたが、実際は従来あった表現手法の融合といった感じです。
ステンドグラスをやっていて、「もっと活き活きした線を描きたい」と思うことがあります。これは、ステンドと同じくらい墨画もやっているので、そう思うのかもしれません。墨画の即興性と活きた線質は、とても魅力的です。それと同時に、滲んだような柔らかな輪郭も。
一方、ガラスの良さは、光と艶、発色にあると思います。さらには、扱いにくい硬さと、壊れやすい繊細さなどの素材の魅力です。
そして、できれば透過光がなくても反射光できれいに見えるもの。
この欲張りな要望を叶えてくれる表現手段を開発中です。
火加減と、割れの問題は、ほぼ解明しつつあります。今は、もっとアート寄りな課題と取り組んでいます。
こんにちは!
>表現手法の融合といった感じです。
そうそう!それです。
私はガラス胎七宝とフュージングだけでは
表現しきれなくなって、ステンドも
取り入れたいと思いました。
入り口は違いますが、きっと思いは同じ・・・
(ああ~!!ごめんなさい。大先生に対して
なんてことを!失礼しました!!)
作品からも製作ブログからも目が離せません。
心の師と呼ばせてください。(照れ)
あんだんてさん こんにちは。
あんだんてさんは「融かし」から入ったんですね。ステンドの世界も奥が深いですから、是非楽しんでみてください(もちろん、私もステンドの端緒についたばかりです)。
ところで、今年4月にフランスに行ったとき、レンヌ郊外のステンドグラス作家(ムッシュ・ヘルムボルド)さんを尋ね、数時間ステンドの歴史と将来の話をしてきました。そして、その大部分の時間が、フュージングのディスカッションになってしまいました。
フュージングの可能性もまだまだ広がると感じました。彼の使っている巨大な窯を一目見て欲しくなり、記憶をたどりながら、今回自作もしました。
古来繊細な七宝技術を有する日本人は、フュージングに向いていると思います。
あんだんてさんのフュージング作品もいつか見せてください。
たっぷーさん、おひさしぶりです。
ますます、追究の道を歩んでいらっしゃるのですね。
私は、ガラスの専門的なことも基本的な用語も何も
分からないのですが、融合という言葉に、とても
惹かれました。
私は何も勉強などはしていないのですが、
漠然と感じるのは、西洋的な表現は、油絵に代表される
ように、自分の中にあるものを、細かに再現する、
出来る限り思い通りにする、というもので、
東洋的な表現は、墨絵に代表されるように、自然の
力を取り入れ、自分の中に無いものにまかせるという
ことなんだなあということです。
この二つの融合って、すごい素敵だなあと思います。
ステンドグラスも、思い通りに計画を持って表現する
という西洋的表現だとすれば、たっぷーさん的墨絵の
世界が融合していくとどうなるんだろう?といつも
興味津々です。
みーしゃさん こんにちは。
ご無沙汰です。MIXIで時々状況を見させてもらっています。はうると力をあわせて、頑張っているようですね。先だって久しぶりにどらすてに行ってきました。思った以上に、変化はありませんでした。案外(と言っては失礼ですが)いきいきしていましたよ。
みーしゃさんの仰るとおり、西洋的なものと東洋的なものの融合を、画題の選び方だけではなく、技法の中でも実現したいと思っています。
まとまってきたら、またご報告しますね。
今、出穂が始まっています。
一度、じっくり、ノンビリ、観てみるのは如何
ひゃあ~~!ちょっとチェック怠ってた間に、ものすごいこことされてるんですね。内容についてはチンプンカンプンながら、なぜか面白くついつい読み込んでしまいました。
東洋と西洋の融合を茨城から発信・・・壮大だなあ。
chigifutoshiさん、こんにちは。
ちょっと米子に行っておりまして、ご返事遅くなってしまいました。すみませんでした。夏祭りの日にでも、楽しみにしております。
shimacoさん、こんにちは。
ご返事遅くなってすみませんでした。壮大というほどではないですが、なにかやりたい!という感情が先走って...
お互いに頑張りましょう。