色とりどりのガラスフリット(ザラメ状のガラスの粒粒)を透明の板ガラスの上に振り撒いて融着させて作った、フュージング画です。 七宝焼きのように高温(780℃)で焼成し、しかも冷めてから繰り返しフリットガラスを重ねて焼成していますので、 引き込まれるような複雑な色模様です。
黒い輪郭線は、グリザイユと言う(金属粉を主原料とした)伝統的なステンドグラス用顔料で線描きしています。 このグリザイユも、高温で焼成していますので、ガラス面と一体化しています。
この「わるのり猫」シリーズは、2002年から作り続けている定番モチーフです。 擬人化した猫達が、夜な夜な街に繰り出し、タンゴの演奏とダンスに興じる様子です。 人々は家に帰り、猫達のパラダイスと化したアルゼンチンの下町をイメージしています。
サイズ: | ガラス本体: 横412mm×縦605mm×厚5mm 額外形: 横484mm×縦674mm×厚30mm |
設置場所: | 白い壁の前に吊るす/窓辺に吊るす |
制作経緯: | ふるさと納税返礼品(龍ケ崎市) ご提供終了 |
制作過程: | 詳しくはブログの記事で |
制作年度: | 2018年 |
フュージング画「月夜のタンゴ “Moon Night Tango”」(透過光で撮影/背後は庭)
フュージング画「月夜のタンゴ “Moon Night Tango”」
(部分拡大写真)