1419「葡萄」

私の作品にしては珍しく、総天然色です。枝は茶色、葉は緑。たまにはいいですね。 でも原画は、いつものように水墨画で描きました。 葡萄のバリエーションは３種で、それぞれに、鳥有りと、鳥無しのバージョンがありました。 この中から、施主様に左から下図を選んでもらいました。

室内から照明を当てて、屋外からも見たいということでしたので、葉のガラスはトランスペアレントではなく、 オパールセントを用いました。ヤカゲニー社のスティップルです。 実はブルザイ、枝はココモ、背景はウロボロスのフィブロイドガラスです。
横50cm×縦1mのパネルを上下に2枚繋げる構造です。 納品のとき、自分の車で運べる距離でしたら、１枚で作ったのですが、遠方への郵送でしたの、この形にしました。 強度的にはこの方が優れています。

達風ステンドグラス「葡萄」原画（福田　筆）