工房のある茨城県龍ヶ崎市に般若院というお寺があります。この境内には樹齢400年と言われる見事な枝垂桜(シダレザクラ)があり、名所になっています。この桜をモチーフにフュージング画の技法で作りました。普通フュージングは大きくても一抱えほどの作品なのですが、この作品は1枚のガラスが横760mm×縦490mmあります。これが6枚並んで、横2mを越える絵になっています。
漆黒のグリザイユを使って描いた幹と、ストライカーといわれる加熱温度によってピンクの濃さが変わる特殊なガラスで形取った桜の花弁のコントラストが特徴です。また、左側のお堂の屋根は、スチールブルーのガラス粉を焼き付けて、淡く彩色しています。
サイズ: | 横2300×縦1000mm(6枚構成) |
設置場所: | 大阪府: 個人邸 和室の窓 |
制作経緯: | オーダーメイド |
制作過程: | 詳しくはブログの記事で |
制作年度: | 2011年 |
達風ステンドグラス「枝垂桜」(取り付け後/和室の畳によく合います)
達風ステンドグラス「枝垂桜」(取り付け後)