第17回 うしく現代美術展(平成23年11~12月)の出品作品です。
この平成23年は、3月11日に東日本大震災があり、多くの尊い命が津波などで失われました。 亡くなられた方々の御霊が迷わず彼岸へ到達し成仏できるよう、道標となる光る彼岸花の列を描きました。 私は神社神道の信仰者でもありますので、祈りを込めて制作しました。
技術的には、赤、オレンジ、黄、白、黒などのガラスパウダーを多用しました。 蘂(しべ)の部分は融けたガラスをピンセットで摘んで引き伸ばして作りました。冷える前に湾曲させるのが苦労した点です。
サイズ: | ガラス部分 横610×縦350mm×3枚 木製額縁 横655×縦475×厚40mm |
設置場所: | (例1)白壁の前に吊るす (例2)窓辺に吊るす |
制作経緯: | 自主制作 |
制作年度: | 2011年 |
達風無鉛ステンドグラス「道標(みちしるべ)」(白壁の前で撮影)