この作品では、少しだけ新しい試みをしています。 それは、小枝の部分に手製のストリンガーを使ったという点です。
ストリンガーは、融けたガラスを雨細工のように細く引き伸ばした線状のガラスで、バーナーワークなどで作るのが普通です。 私は、小さなキルンでガラスの塊を900℃ほどに熱して融かし、 ピンセットで空中に引き出して太さ0.数ミリ~3ミリほどの太さ不定なストリンガーを作りました。 これを再度バーナーであぶって、平坦にして使用しています。
ストリンガーの色は、白のオパールセントをベースに、ゴールドピンクや紫のガラスを混ぜて、複雑な色を出しています。 これを使って、冬の剪定された街路樹を表現しました。ですが、拡大して見てみると、枝の部分が、ちょっと生き物のようですね。
木製額にお入れして、ご提供します。
サイズ: | ガラス部分:横54cm×縦27cm×厚4mm 額縁:横60cm×縦32cm×厚3cm(多少変わります) |
設置場所: | (例1)白壁の前に吊るす (例2)窓辺に吊るす |
制作経緯: | 自主制作 |
制作年度: | 2011年 |
ご購入方法: | 当工房から通販で購入→まずは![]() 32,000円(送料込) |
達風無鉛ステンドグラス「冬」(部分拡大)