実がまだ赤く熟す前のスグリ(正確にはフサスグリ)です。スグリは葉の面白さと実の可愛さに惹かれ、何度か墨画で描いてきました。
今回、パピエ・ド・ヴェールにするにあたり、実が緑から赤へ少しだけ色づいた様子をどう表現するかで悩みました。結果、緑のガラスの上にオレンジのガラスの粉を振りかけて焼成し、なんとか満足のいく仕上がりになりました。
フュージング画ですので、全体は平面ではなく、葉や茎、実の部分が最大2mmほど盛り上がり、レリーフのようになっています。ですので、艶と共に、反射光が葉の縁で美しいハイライトを描いています。
サイズ: | ガラス部分 横310×縦420mm 木製額縁有り 横386×縦496×厚40mm |
設置場所: | (例1)白壁の前に吊るす (例2)窓辺に吊るす |
制作経緯: | 自主制作 |
制作過程: | 詳しくはブログの記事で |
制作年度: | 2009年 |
「スグリ」(白壁の前で撮影)
無鉛ステンドグラス「スグリ」(白壁の前に吊るして撮影)
(部分拡大)