ステンドグラス作品集 gallery

0531「森の住人Ⅱ」

お好み焼き屋の店内北側の壁を飾る、フュージング応用ステンドグラスです。 フュージング応用ステンドグラスとは、1枚1枚のピースにフュージング技法を用いてガラス絵を描きこみ、 全ピースをステンドグラスの要領で半田で結合して1枚の作品に仕上げています。 フュージングとは、電気窯などを用いてガラスを融かし、複数色のガラスを融合する技法です。 個々のガラスの膨張率を同一にするのと、冷やす時に時間をかけることが大切です。 そうでないと、冷却後早い時は数分で、遅い時は数年後にヒビが入ります。

今回はバックライトに蛍光灯を用い、ガラスのクールな一面を強調してみました。 バックライトの一部はステンドの上下から漏れるようにし、間接照明の要もなしています。
モチーフは、フクロウをはじめ、森に生息する生き物達で、イタチ、キツツキ、カワセミ、ヤマメ、木々、ヤマネ、きのこ等です。

サイズ: 1122mm×372mm
設置場所: 千葉県: 飲食店の、ホール壁面(背後の蛍光灯で照明)
制作経緯: オーダーメイド
制作年度: 2003年

0531「森の住人Ⅱ」店内の様子
達風ステンドグラス「森の住人Ⅱ」店内の様子

タイトルとURLをコピーしました