このステンドグラスの小パネルは、宮沢賢治の同名の童話からモチーフを得て制作しました。 童話の主人公、いたずら坊主のウサギの少年に起きた悲劇をあらわしています。 絵本の挿絵を意識して、童画っぽく登場人物(動物)を配しました。 色は、ほとんど全てグリーンで、ステンドグラスランプに用いられることが多いリングモトルを多用しています。 赤い火をはなってはじけた玉の近辺だけ、ヤカゲニー社の赤と緑のまざったスティップルガラスを用いて、 ドラマチックな雰囲気を出したつもりです。
このステンドグラスは専用額に入り、中に電球が設置してありますので、壁に掛けて、あとはコードをコンセントにつなぐだけで飾れます。
サイズ: | ステンドグラス本体:横379mm×縦455mm 額縁:横420mm×縦500mm×奥行90mm |
設置場所: | 壁面など |
制作経緯: | 自主制作 |
制作年度: | 1999年 |
グラス工房達風ステンドグラス0113「貝の火」内部のバック照明を点灯させたところ
グラス工房達風ステンドグラス0113「貝の火」