私(福田)は、隣の牛久市の「うしく現代美術展」に所属しています。 その現代美術展が、イタリアのトスカーナ州グレーヴェ・イン・キアンティ市(Greve in Chianti)で出張美術展を催し、私もその遠征メンバーとして展示してきました。 日本ワイナリー発祥の地・牛久市と、キャンティ・ワインで有名なグレーヴェ市は姉妹都市提携しており、文化交流が盛んです。 昨年2016年は、うしく現代美術展にグレーヴェ在住の彫刻家サラ・デル・ジュリチェさんをお招きして、氏の作品を展示しました。 今回の出張展は、その返礼として、グレーヴェ市から招待され、私含め7名で展示してきました。
私が持ち込んだ作品は、フュージング絵皿3点と、水墨画の軸5点です。 私以外に、中村氏(彫刻:リーダー)、後藤氏(デザイン)、笠原氏(彫刻)、斎田氏(書)、星氏(油彩画)、守屋氏(日本画)が展示しました。
展覧会の初日、オープニングセレモニーの後、私が水墨画のデモンストレーションを行いました。 また、斎田氏が「書」のデモンストレーションを行いました。 恐らくこの市の住民はこのような実演を見るのは初めてだと思います。皆興味津々で覗き込んでいました。 イタリア語への通訳もお願いして、日本文化の発信をしてきました。 会場は、美術館の庭で、見渡す限りのブドウ畑で、とても気持ちの良いデモでした。
1週間の展示の後、作品をグレーヴェ市に寄贈して、帰ってきました。 会期中、フィレンツェとローマの美術館めぐりも行い、有意義なイタリア遠征でした。
会 期: | 平成29年7月7日~12日 |
会 場: | グレーヴェ・イン・キアンティ市(イタリア) サン・フランチェスコ美術館 |
主 催: | グレーヴェ・イン・キアンティ市/うしく現代美術展 |
「うしく現代美術展展・出張展 2017 in イタリア」現地市長さんを交えて