直径55cmのステンドグラスパネルのデザインをしています。お客様は、和風の椿をモチーフにしたものを御所望でしたので、庭に椿の枝を切りに行ってきました。
しかし、今は9月。当然花は咲いていないので、枝ぶりだけ本物を参考にし、花は過去のスケッチを基に描くことにしました。
![墨をすって、水墨画で原画を描いています。](http://www.tappu.com/blog/wp-content/uploads/2016/09/160920_1-400x300.jpg)
墨をすって、水墨画で原画を描いています。椿の枝も花瓶に挿してあります。
椿の枝ぶりは、相当の老木でない限り、比較的密で整然としており、あまり「面白い枝ぶり」に出会いません。樹勢が旺盛で、若い枝が次々と出るので、幹や枝が見えにくいのも一因です。ですので、日本画の題材にするときには、部分的に描くことが多いような気がします。
私も、わざと葉の多いところと、枝がむき出しの所を強調して描くようにしています。ステンドグラスにした時、この枝の流れが、全体の調子を決定づけると思うからです。
![出来上がった原画です。メジロも配しました。](http://www.tappu.com/blog/wp-content/uploads/2016/09/160920_2-400x400.jpg)
出来上がった原画です。メジロも配しました。
これから、型紙を作って、制作になります。
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