うしく現代美術展では、毎年、牛久市内の小学5,6年生が、課外授業として観賞に来てくれます。私達出展作家は、ローテーションで説明員として会場につめ、子供達相手に美術談などします。しかし、現代アートは全般に難解で、小学生たちにどれだけ伝わったか、良くわからない世界です。
![私の出品は、フュージング画の絵皿10枚](http://www.tappu.com/blog/wp-content/uploads/2015/12/151212_3-400x300.jpg)
私の出品は、フュージング画の絵皿10枚
昨年までは、中学生も対象で、全市立中学の生徒さん達が来てくれていたのですが、今年から小学生のみに対象を絞り込みました。
![レポートを提出しなければいけないようで](http://www.tappu.com/blog/wp-content/uploads/2015/12/151212_1-400x300.jpg)
彼らはレポートを提出しなければいけないようで、キャプションを一所懸命読んでくれます。
私が小学生の時もそうでしたが、絵が好きだからと言って、なんでも描きたいというわけではなく、描きたい対象は限られていました。私の場合、小1,2年は鳥や動物、3,4年は爬虫類、5,6年は城や寺などの建物でした。そのような話を今の子供たちとするのは、楽しいです。基本的には、同じですね。
![子供達から質問があると、嬉しいものです。](http://www.tappu.com/blog/wp-content/uploads/2015/12/151212_2-300x400.jpg)
子供達から質問があると、嬉しいものです。
子供達からの質問で一番多いのは、ガラス・フュージングの技法について。特に、色ガラスの定着とか整形についてでした。次に、絵のモチーフ。でも、この時は5年生だったので、禅の「悟」について話そうにも、その禅も、悟りもまだ教わっていない言葉だったようで、彼らちんぷんかんぷんでした。仕方ないので、十牛図の牛をお金に例えて、「最初は追い求めるけど、最後は要らなくなるんだよ」と適当な説明をしておきました。
ちなみに、十牛図の説明はこちら。
子供達と、わいわいがやがや、楽しいひと時でした。
ブログのランキングに参加しています。ぜひワン・クリックお願いします(励みになりますので)。
にほんブログ村
![にほんブログ村 美術ブログ ガラス工芸へ](http://art.blogmura.com/glassart/img/glassart130_18_1.gif)