数百個ものガラスピースの整形が終わると、次はステンドグラス専用の銅フォイル・テープをガラスの縁に巻いていきます。
銅テープは、5種類の幅のものを用意しておいて、ガラスの厚さや面積に合わせて、使い分けます。ガラスピースの切断面は、研磨機で荒らしてあるので、粘着面が良く着きます。
テープ幅は、ガラスの厚さより1mmほど大きいものを使います。ですので、表裏でそれぞれ0.5mmずつはみ出します。その部分は、表と裏に被せるように折ります。
この作業は、ある意味、ガラスカットより神経を使います。ガラスのカットした切断面は、多少汚くても下手でも、銅テープの中に隠れますが、銅テープの折り返した縁は、ステンドグラスの完成時にばっちり見えてしまいますから。
すべてのピースのテープ巻が、数日の作業で終わり、いよいよ組み立て段階です。ここではじめて、ピースを並べて、ステンドグラスの全容を見ることが出来ます。
組み立て用型紙の上に、ガラスピースを、ジグソーパズルの要領で並べていきます。
型紙には、番号が振ってあるので、組み立て用の台紙の対応する場所に置いていきます。
全部並べたら、組み立て(ハンダ付け)作業です。
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