ブルザイ(BULLSEYE)社のストライカーガラス、発色せず

マニアックなネタですが、同じ悩みを抱えているフュージング作家さんが何人かは居るのではないかと思い、語らせて頂きます。

最近、ブルザイ(BULLSEYE)社のフューザブルガラス、その中でピンク系ストライカーが、まともに発色しないと思いませんか。問題なのはBUF1831とBUF1824です。

私は、特にBUF1831を5年ほど前から愛用しています。いつも1/2サイズで購入し、そのまま予備焼成して発色させてから加工(カット)するのですが、以前は740℃MAX程度の予備焼成で美しくピンクを呈していたのですが、今は、815℃でもダメです(昇温3時間、徐冷5時間)。まず、色が出ない。薄すぎるのです。それで、少しずつ温度を上げて、何度もトライすると、今度はピンクではなくラベンダー色を呈し、これが濃くなっていくのです。

・前回のBUF1831購入が、2011年12月でした。これは、発色OKでした。
・今回のBUF1831は、2013年4月です。これは、ダメです。結構高価なガラスでしたが、使えませんでした。

試しにもう一度4月中に、BUF1831を買いました。が、これもダメ。商社に相談し、「150℃/時で昇温、MAX815℃云々」という情報をもらいプロコンの設定をそのとおりにしましたが、ダメでした。ほんとに申しわけ程度に青紫(ラベンダー)色になっただけでした。だめもとで、冷めてから再度焼成しましたが、青紫が若干濃くなった程度でした。さすがにこれは商社に泣きついて、返品させてもらいました。

そして、今日。BUF1831(ルビーピンクTINT)に代えて、BUF1824(ルビーレッドTINT)を購入。そして焼成したら。結論から言って、(ピンク+ラベンダー)÷2といったところです。あまり良い発色では有りません。

確実に発色する焼成条件を教えて欲しいです。というより、このストライカーというガラスを止めて欲しいです。ガラスメーカーさんでちゃんと色を付けてから販売して欲しいと、切に願います。私は、ガラスパウダーも使いますが、ストライカーのパウダーなんて、どの程度載せればどの程度色が付くのか全く分からず、勘頼みの制作となり、使い難いこと甚だしです。

昔は、ストライカーなど無くて、すべて発色済みで販売されていたのですが...

2013年4月購入のBUF1831。790℃MAXで焼成した後の様子。

2013年4月購入のBUF1831。790℃MAXで焼成した後の様子。本来なら淡いピンクになるところ、全く発色せず。この後、もう一度815℃MAXで、再度焼成するもピンクにならず。

BUF1831の予備焼成後の様子

BUF1831の予備焼成後の様子。右2枚は2011年購入。左は上の写真の2013年4月購入(790℃MAXと815℃MAXの焼成計2回)。本来は右のように淡いピンクを呈するガラス。だが、左はラベンダーにしかならない。

BUF1824の焼成後。商品名の「ルビーレッド」とは程遠い、深いバイオレットになっています。

手前と左上が、BUF1824の焼成後。商品名の「ルビーレッド」とは程遠い、深いバイオレットになっています。ちなみに右上は、比較のために置いたBUF1831(1年前に、正常に発色したルビーピンクのガラス)

注1)ストライカー:色が付いていないほぼ透明のガラスで、概ね780℃以上に加熱して初めて発色するタイプのガラス。米国のブルザイというガラスメーカーで製造している。

注2)焼成条件:2番目と3番目の写真の条件は、常温~677℃(3時間30分)、677℃(30分キープ)、677℃~810℃(45分)、810℃(8分キープ)、810℃~480℃(自然冷却50分)、480℃(30分キープ)。これはBULLSEYE社の推奨値に準じています。

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