「葡萄」のステンドグラスは、2枚一組で1枚の連続した絵に見えるようにデザインしていますが、窓と窓の間隔が約50cm(ステンド1枚と同じ幅)と広いので、蔓の引き回しを工夫して、一体感を出しています。(下の写真では、間隔が詰めてあります)
原寸大型紙を2組作り、1組はばらばらにカットします。
これが、ガラスカット用になります。もう1組は、組み立て時に使用します。
お決まりのグレーのガラスは、葉と蔓の部分です。型紙を並べ、周囲をマジックでなぞり、転写します。これを「けがき」作業と言います。
これから数日間、ガラスカットが続きます。
ところで、工房のバラは本番を迎えつつあります。ほとんどが春に咲く「一期咲き」品種ですので、すごく華やかになります。
まずは先陣を切って玄関脇のモッコウバラが咲き始めました。幅3m×高さ3mの迫力の仕立てです。