「枝垂桜」の組立てが始まっています。組立てといっても、枠材を使って、2枚のガラスを1枚に結合するだけです。
真鍮の枠材を切り出し、グラインダーで研磨しました。
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作品は、枠材に余裕を持って嵌め込めるように、周囲をルーターで研磨して寸法を図面どおりに仕上げます。
![](http://www.tappu.com/blog/wp-content/uploads/20120120_4827475.jpg)
厚みが有り過ぎる所も、同様に研磨します。
![](http://www.tappu.com/blog/wp-content/uploads/20120120_4827476.jpg)
枠材の断面はH形をしているので、ガラスが入る側の溝に、あらかじめシリコンシーラントを入れておきます。これは密閉性を得るためではなく、ガラスががたつかないように入れます。
![](http://www.tappu.com/blog/wp-content/uploads/20120120_4827477.jpg)
枠材同士は、半田でロウ付けして結合します。
![](http://www.tappu.com/blog/wp-content/uploads/20120120_4827478.jpg)
全部で、3セット、表面の半田が終わりました。数日後、シリコンが硬化したら、ひっくり返して、裏側のハンダを付けて、出来上がりです。
![](http://www.tappu.com/blog/wp-content/uploads/20120120_4827479.jpg)
話は変わりますが、先日、私が世話役をさせていただいている千勝神社http://www.chikatsu.jp/の宮司様が工房に来られて、御神宝の制作をしていかれました。御神宝は、一部分にグラスフュージングを用いています。
写真は、ガラスにグリザイユを使って文字を記しているところです。最初は慣れない画材に苦戦気味のようでしたが、後半はすらすらと書かれていました。
![](http://www.tappu.com/blog/wp-content/uploads/20120120_4827493.jpg)
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