施設への出張教室で、ここ数ヶ月制作を続けてきた大作が、もうすぐ完成します。
施設利用者さんたちに、名刺大のガラスタイルを全部で54枚、こつこつ作ってもらってきました。
様々な色のガラスチップを、決して自由ではない肢体を使って透明ガラス板に載せて、一枚一枚焼いてもらいました。
下の写真は、そのタイル全部を並べ、色合いの最終チェックをしているところです。10名以上が取り囲んで、意見を出し合っています。写真右の絵が原画です。
今度は、このタイルを大きなガラスシートに載せて、工房の窯で焼き上げます。下の写真は、焼く前の様子です。
下の写真は、8時間かけて焼き上げた直後です(釜の中)。まだ少し熱いです。
ばらばらだったタイルがくっつき、61×46cmの大きなフュージング絵画になりました。
焼きあがった作品です。とてもビビッドで、明るい気分になる作品です。これをご覧の皆様は、この絵が何に見えますか?
こんにちは。
しばらく見ない間にすばらしい大作ができましたね!!
施設のみんなの喜ぶ顔が目に浮かびますね。
花のようにも見えるし、人が飛んでるようにも見えるし・・
ホントに明るくなる作品だと思います。実物を見てみたいですね。
これからもがんばってください。
癒しさん こんにちは
ありがとうございます。5月10日に、施設に持っていきます。
この前は、40歳半ばくらいの利用者さんに、
「ガラス工芸を始めて、自信が付いてきました」と言ってもらえました。
ゆっくりでは有りますが、手ごたえを感じています。
ところで、作品の図案は、果物と野菜でした。このようなオブジェになると、その説明もあまり意味がありませんが...
こんばんは。
知的障害者の人は、手先を使うことと目標を持てると、すごく症状が改善されるようです。
その意味でもステンド(ガラス工芸)は効果が期待できますね。
癒しさん こんばんは
そうですね。
私も、この先が、とても楽しみです。