上野の森美術館で開催中のダリ回顧展を観てきました。学生のとき、シュールリアリズムに魅せられて油絵を始めたくらい、この手の絵画は好きです。ダリをはじめマグリットやエルンスト、ミロその他、シュールリアリズムの絵は、日本やフランスで何度と無く観ていますが、今回の作品は全て始めてみるものでした。コレクションのほとんどがダリ美術館所蔵のもののようです。
しかし、平日にもかかわらず、こんでいました。なかなか絵に近づけず、細部の筆使いまでは見ることができませんでした。ダリは主題の隅のほうに小さく仕掛けを描くのが好きですから、小さな点でも見逃せません。人の影だったり、豆だったり、虫だったり...。
ダリを観た後、上野から秋葉原→神田→大手町と夜の東京をダリになった気分で散歩しました。
最後に、千石のフレンチでディナーしました。広尾のアラジンというフレンチにたまに行くのですが、その川崎シェフのフランス修行時代の仲間という若村シェフとその奥様が経営するかわいいお店「プルミエ」です。しっかりとしたメニュー(コース料理)が2,800円と大変お得です。私は骨付き子羊のソテーをメインにしましたが、十分のボリュームがありました。写真は前菜です。
お酒は、マルティーニ(赤)、シャンパン(モエ・エ・シャンドン)、ワイン(ヴァン・ド・ペイ)、マールでした。
美味しかったです。お値打ち価格でしたので、また行きます。
おや。
TAPPUさんもこの手の作品好きですか。
私も平日こっそり行きました。
シュールリアリズムの絵は近くで見て、遠くから見て色んな発見して…が楽しいので、混んでると楽しさ半減で困りますね。
sachiさん こんにちは
「~も」と言う事は、sachiさんもお好きなんですね。
シュールリアリズムは夢があるし、知的な感じもして、左脳方クリエーターの私にはとても合います。
わたしも家族で行きましたよ
近くで見ると,かれのリアリティーが
違う形で見えますよね.
中2の娘が痛く気に入って・・.
彼はやっぱり天才だと思いました.
とくさん こんにちは
実は、とくさんのMIXI日記を拝見して、混んでいる時行きたくないなあ、と思っていたのですが、平日でも混んでいました。
娘さんは中2ですか。若いとき見たほうが素直に感激できて、良いかもしれませんね。年取ってくると、ダリの技巧主義や晩年の2匹目のドジョウが少し鼻に付いたりします(ちなみに私は大学1年のとき傾倒しました)。
TAPPUセンセイ(^^ こんばんは。
私は、シュールレアリストの中で『ジョアン・ミロ』
(ホアン・ミロ)の絵がとても好きなんです。
え?シュールレアリスムなの?って思うくらいに、
一見ポップアートな感じなんですが、そこも好きで。
初めは「かわいくて好きだなー」と思っていたのですが、
学生の頃に『ミロの絵にあらわれたミロの心象風景』と
いうテーマでレポートを書いたことがあり、
スペインの歴史とミロの絵を並べてみていったときに
ものすごくミロがスペインを愛していたんだなー
と感じて、ますます大好きになりました。
(芸術は専門じゃないので、全然違う授業のレポートなの
ですが…)
ダリも、とても好きです。
この間読んだ小説に『なぜか小学生の男の子は、ダリの絵
がとてもすきなんだ!』という台詞があり、印象的です。
ダリ回顧展は、混んでいるという噂をあちらこちらで
聞いていて、まだ観にいってないのですが、冬休みには
行ってみよう!と思います。
すももさん こんにちは
私もミロは好きです。まず、ハズレが無いです。いろいろなスタイルの絵を描いていますが、どれも心像が伺えて、感銘します。
特に母子の愛情を感じさせる作品が好きです。
仰るとおり、生まれ故郷の影響が色濃いのかもしれませんね。
ダリ展、1/4までですので、お早めに。