屋内扉に付けるパネル「マロニエ」がスタートしました。
マロニエといえば大きな街路樹が思い出されますが、実際どんな木だったか、というとほとんど思い出せません。マロニエの和名はセイヨウトチノキです。日本に自生するトチノキに良く似ています。種子をすりつぶしてトチ餅をつくるあのトチノキです。
マロニエの葉は、小葉5~7枚が放射状に結合して、1枚の葉となす掌状複葉で、絵にすると面白いです。また普通の植物は枝の先に行くほど葉は小さくなりますが、マロニエは逆に先端にいくほど大きくなります。
花は普通は白く、円錐状にかたまって咲きます。今回は、ピンクの紅花トチノキをモデルにしました。
写真右は墨画の原画、左が型紙です。